■分析~むつ市の健全化判断比率
『地方公共団体の財政の健全化に関する法律』により、財政の健全度を判断するために設けられた健全化判断比率(表2)及び各公営企業会計の資金不足比率(表3)の算定及び公表が義務付けられています。
本市の財政状況はイエローカード(早期健全化基準超)やレッドカード(財政再生基準超)ではありませんでしたが、全国1,741市町村中、実質公債費比率ではワースト36位、将来負担比率ではワースト27位で、依然として厳しい財政状況にあります。引き続き、健全化判断比率に大きく影響するむつ総合病院に対する債務負担行為を履行しながら、基準を下回る比率を堅持し、各公営企業会計において資金不足を生じさせない財務体制を継続していきます。
◇健全化判断比率(表2)
※参考(令和4年度)
実質公債費比率:14.1%(全国1,741市町村中…ワースト36位)
将来負担比率:124.4%(全国1,741市町村中…ワースト27位)
※表中「―」は実質赤字、連結実績赤字がないことを示しています。
◇各公営企業会計の資金不足比率(表3)
※表中「―」は実質赤字、連結実績赤字がないことを示しています。
■令和4年度に実施した主な事業
・Aomori Global Advance Project 2022…736万円
・図書館ICT化事業…5,441万円
・橋梁長寿命化修繕事業・大橋架替工事…1億6,150万円
・コンビニ交付システム導入事業…4,338万円
・燃料価格高騰対策事業…2億4,397万円
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