特集 Listen to the radio!～ラジオを聴こう～ (2)

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■地域のみなさんと一緒に新鮮な情報をお届けします
エフエムむつは、コミュニティエフエム放送によって、市民のみなさん同士の交流をさらに強固なものとし、行政、文化、経済、教育、娯楽などの地域の身近にある情報を提供することで、地域の元気づくりを行なっています。
長年、リスナーに愛されている番組、地元出身者がパーソナリティーを務める番組、各イベントやむつ市議会の生中継を行ない、地域の魅力や地域で頑張っている人、地域の話題などをお届けしています。
エフエムむつが番組制作をする際に心掛けていることは、エフエムむつ初代社長であり、設立発起人である関實(まこと)さんの想い「一人一人が主役になれる番組作り」。開局以来、エフエムむつのパーソナリティーは、いかに出演する人の個性を上手に引き出せるかを大切にしていると言います。
エフエムむつは、今後も一人一人の魅力にスポットを当てた番組作りを行なっていきます。

■Programme
○板橋かずゆきのミュージック・ベジタブル
放送日時/毎週木曜日　午前10：00～10：30
番組紹介/平成21年から続いているむつ市出身の盲目のシンガーソングライター板橋かずゆきさんがパーソナリティーを務める心温まる番組です。

○荒さんの青春グラフティ―
放送日時：毎週月曜日　午後0：20～午後0：33
番組紹介/子どもたちを中心に地域のために頑張っている人を紹介する番組。
パーソナリティーは、大正9年から創業している荒写真館の荒正典さん。写真だけではなく、ラジオでも笑顔をお届けします。

○各行事・イベントでの生放送
番組紹介/田名部祭りなどの行事の際は、祭りの模様などを中継しています。また、マエダ本店にあるサテライトスタジオでの生放送の際は、参加者プレゼントなどが行なわれるときもあります。

○むつ市議会中継
番組紹介/むつ市議会で行なわれる議会の中継も行なっており、市役所を訪れての議会傍聴ができない方でも議会の内容を聴くことができます。

■インタビュー
濵石　基睦(もとむつ)さん
20年以上にわたり、エフエムアジュールのボランティアスタッフとして、下北ジオパークをはじめとする下北の魅力を発信。令和4年度でボランティアスタッフを勇退される濵石さんにエフエムアジュールへの想いを聞きました。

○ずっと地域に愛されるコミュニティエフエム放送を
エフエムアジュールに出演するきっかけは、山歩きの仲間だった初代社長の関さんから、下北の山を中心とする自然の魅力をアジュールに出演して話して欲しいと言われたことでしたが、当初は、話下手なこともあり、断っていました。その後、関社長と富士山に登る機会があり、登る前に関さんから、「約束したいことがあるから、それを守ってくれないか。用件は、富士山の山頂に到達してから伝えたい」とのことでした。その後、山頂に到達した際に、関さんから「アジュールに出演して欲しい」との依頼があり、二つ返事で承諾し、今まで20年以上にわたり、出演してきました。
アジュールの魅力は、地域を愛する人が想いをもって、地域の魅力を発信するということにあります。今後も、エフエムアジュールは、ずっと地域に愛されるコミュニティエフエム放送であって欲しいと思っています。
関社長からの一声で長年出演してきましたが、今振り返ると、本当に楽しい思い出ばかりです。週一回の収録ではアジュールのスタッフのみなさんが、私がしゃべりやすいように上手く誘導してくれました。
今後は定期的な番組出演は行ないませんが、もっと多くの人にアジュールを聴いて欲しいと思っているので、協力できることがあれば、協力していきたいと思っています。
エフエムむつのスタッフのみなさん、私のラジオを聴いてくれたみなさん、本当にありがとうございました。

地域の魅力、防災情報などを発信し続けるエフエムアジュール。大規模災害が起こった際は、深夜であろうと被害情報、避難場所などの情報収集、発信に努めています。
東日本大震災を経験したエフエムむつのスタッフは言います。「震災後、災害に対する意識は大きく変わりました。災害は起こって欲しくはありませんが、災害時にみなさんが知りたい情報をいち早くお伝えしていきたいと思っています」
また、エフエムアジュールは地域とともに成長してきました。平成9年の開局時、開局特番が放送されましたが、開始2、3分で「話すのが早すぎる」とのクレームがあったそうです。それ以来、スタッフは「私たちのために放送するのではなく、むつ市民の求めるニーズに合わせた内容と表現で伝える必要がある」と常に意識して放送に望んでいます。
地域に愛され、地域とともに成長してきたエフエムアジュール。日頃から、ラジオのチャンネルをエフエム放送76.2МHzにあわせてみませんか。