■子育てにやさしい、高齢者にあたたかい、家族みんながくらしやすいまちにむけて~4つのテーマ
昨年4月に山本市長が就任後、住民との対話の場である「FLAT」を通じ、子育て世代や高齢者世代、各業界といったさまざまな市民の皆さまからのご意見やご要望をいただきました。市民の皆さま、つまり「ヒト」を想い、むつ市としてできることを盛り込んだ当初予算です。
◎:令和6年度新規事業
〇:令和6年度拡充事業
【テーマ1】子育てにやさしい予算
令和6年度当初予算においては、新たに下北地区の高等学校に公共交通機関やスクールバスを利用して通学している高校生の通学費用を補助する「高等学校通学費補助事業」、保育士の業務をサポートする保育補助者の雇用に必要な費用を補助し、保育士の負担を軽減する「保育士にこにこサポート事業」、こどもオンブズパーソンを設置し、こどもの権利を守っていく「こどもの権利擁護事業」のほか、保育施設おむつ無償化の対象を1歳児まで拡充するなど、「子育てにやさしい」むつ市を目指します。
◎高等学校通学費補助事業…26,000千円
〇保育施設おむつ無償化事業…11,523千円
◎保育士にこにこサポート事業…42,084千円
◎こどもの権利擁護事業…2,979千円など
【テーマ2】高齢者にあたたかい予算
令和6年度当初予算においては、新たにスマートフォンを持っていない65歳以上のシニア世代の方に対し、スマートフォンの購入費用の一部を補助する「シニア世代スマホデビュー応援事業」、老人憩の家へのeスポーツ機器及び空調設備の設置や、シルバーアリーナむつ等の改修により、高齢者が健康で生きがいを持ち、安心して生活できるようにする「高齢者の集いの場」整備パッケージ事業のほか、ごみ集積所までのごみ出しが困難な高齢者や障がい者世帯のごみ出しを支援するなど、「高齢者にあたたかい」事業を展開します。
◎シニア世代スマホデビュー応援事業…13,600千円
◎「高齢者の集いの場」整備パッケージ事業…31,001千円
◎ごみ出し支援事業…1,898千円
◎お買い物支援事業…8,140千円
◎帯状疱疹ワクチン接種費用助成…1,000千円など
※「高齢者の集いの場」整備パッケージ事業について、予算案発表記者会見の資料に一部誤りがありました。
【テーマ3】明日のむつ市を育てる予算
令和6年度当初予算においては、新たに市内の小中学校に電子黒板やAIドリル、授業支援システムを配備するとともに、メタバースによる不登校児童生徒への支援を行い、多様な学びを実現する「こどもまんなかICT学習環境整備事業」、指導技術に高い専門性を有する地域人材を非常勤講師として招き、教育の多様化、授業の質の向上及び学校の活性化を図る「むつ市特別非常勤講師配置事業」のほか、(仮称)むつ市防災食育センターの建設、市内全ての小中学校の普通教室に冷房設備を設置するための事業費を盛り込み、「明日のむつ市」を日々育てていきます。
◎こどもまんなかICT学習環境整備事業…5,922千円
〇小中学校冷房設備整備事業…673,000千円
◎むつ市特別非常勤講師配置事業…3,719千円
〇(仮称)むつ市防災食育センター建設事業…3,148,100千円など
【テーマ4】活力あふれるむつ市を創る予算
令和6年度当初予算においては、新たに先端技術を活用した農業設備の導入など、スマート農業を推進し、地域農業の活性化に資する事業者に対し、その費用を補助する「スマート農業推進事業」、運転手不足に悩む市内のバス・タクシー事業者に対し、第二種運転免許取得に係る経費の一部を補助し、市内公共交通の確保及び維持を図る「むつ市交通事業者運転手確保支援事業」、そして、市が誇る「光のアゲハチョウ」の世界夜景遺産認定の内定を受け、今後より世界にアピールしていくための費用を盛り込んだ「光のアゲハチョウ推進事業」などを進め、より活力があふれるむつ市を創ります。
◎スマート農業推進事業…295,300千円
◎むつ市交通事業者運転手確保支援事業…1,243千円
〇光のアゲハチョウ推進事業…8,453千円など
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