成年年齢は18歳に引き下げられましたが、20歳未満の者の飲酒は、本人にとって身体的、精神的に大きなリスクがあるだけでなく、社会的にも大きな影響を与えることから、「二十歳未満の者の飲酒の禁止に関する法律」により禁止されています。
4月は、入学や就職の歓迎会などでお酒を勧められる機会が多い時期です。雰囲気に流されず、勧められてもしっかりと断りましょう。また、周りの大人も20歳未満の人にお酒を勧めないようにしましょう。
■どんな影響があるの?
(1)脳の機能を低下させる
(うつ状態や集中力・記憶力の低下を起こす可能性があります。)
(2)肝臓などの臓器に障害を起こす
(お酒を分解する働きが未発達であるため、短時間で肝臓などの臓器に障害を起こします。)
(3)性ホルモンの分泌に影響する
(二次性徴が阻害され、男性は勃起不全、女性は生理不順や無月経になる可能性があります。)
(4)アルコール依存症になりやすい
(アルコールが体から抜けた時に、手足のふるえ、不安感、睡眠障害などの症状が見られます。)
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