9月22日から24日にかけて、4年ぶりに3日間の行程で開催された「さんのへ秋まつり」。22日の「お通り」と24日の「お還り」では、6台の豪華絢爛な山車と斗内獅子舞保存会、裃(かみしも)行列が町内を練り歩き、沿道の人びとを沸かせました。
「よーし、よいさー」の掛け声と子どもたちの笛や太鼓のおはやしが町内に響きわたりました。
■中日パレードフォトショット
23日の「中日」は、三戸小・中による吹奏楽や流し踊り、扇の舞、よさこいソーラン、風神・雷神の舞のほか、三戸町連合婦人会の三戸小唄などのパフォーマンスが行われました。
※詳細は本紙参照
■心と体が覚えていた受け継がれる職人の技
▽「さんのへ秋まつり」を終えて
久しぶりに3日間の行程で開催される秋まつりということもあり、山車づくりやおはやしの練習に励む皆さんも、例年以上に気合いが入っているように感じました。昔から祭りに携わっている人は、4年ぶりにも関わらず、手際よく準備を進めていました。祭りにかける熱い想いが心に残っていたのだと思います。ことし初めて秋まつりの準備に携わる人も多く、先輩の知識や技を受け継ぐ姿を見て、今後の祭りを担う若手の頼もしさを垣間見ることができました。
「さんのへ秋まつり」は、単に盛り上がる祭りというだけではなく、多くの人が集まることで経済面でも地域の活性化につながる、町にとっても大変重要なイベントだと私は感じています。これからもこの歴史ある伝統文化を途絶えさせることなく、未来へ受け継いでほしいと願っています。
さんのへ秋まつり 実行委員会 山口幸俊副委員長
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