■基金残高
積立基金残高は28億8,534万円で、財政調整基金の増加などにより、前年度と比較すると3億2,754万円増加しました。ふるさと三戸応援基金は、ふるさと納税として寄せられた寄附金を基金に積み立て、翌年度以降の事業に活用しています。
■特別会計
三戸中央病院の収益的収支は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響などにより、入院収益の減収が顕著となりましたが、新型コロナウイルス感染症入院患者病床確保事業費補助金交付事業を活用した結果、差引3億4,792万円の純利益となりました。国民健康保険特別会計は、被保険者数の減少に伴い保険給付費が減少したため、歳出は4,986万円減の12億7,067万円となりました。特別会計の町債は、簡易水道特別会計において、杉沢地区簡易水道整備事業の実施により町債残高が増加していますが、その他の会計は償還額が発行額を上回っているため、前年度より町債残高は減少しています。
▽特別会計町債残高
■財政健全化比率
令和4年度決算に基づき健全化判断比率を算定したところ、いずれの比率についても基準を下回る結果となりました。また、公営企業会計における資金不足については、いずれの会計においても生じていません。
▽健全化判断比率
▽資金不足比率
※「―」は、実質赤字額・資金不足額がないことを表しています。
※資金不足比率とは、公営企業の資金不足(流動資産-流動負債など)を、料金収入と比較して指標化したものです。
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