■三戸町議会議長 新年のあいさつ
▽たゆむことなく 議会改革を進める年に
新年明けましておめでとうございます。
皆さまには、希望に満ちた初春を迎えられましたことと、心よりお喜び申し上げます。
私たち三戸町議会議員の任期も、残すところ3カ月を切りました。
これまでのことを振り返りますと、ただひたすらに議会改革に取り組んできた4年間であったように思います。
議員と町民との対話の場を設けるための「議員と町民の交流会」を開催し、皆さまから生の声を数多くいただくことができました。
また、議員ひとり1台のタブレット端末の導入により、議会のICT化が進み、議員間の迅速な情報共有が図られ、議会活動が活性化したほか、これに伴って膨大な量の紙資源の削減が図られるようになりました。
三戸町議会の最高規範である議会基本条例の制定は、改選以来3年にわたって検討が重ねられ、アクティブな議会活動を誓う三戸町議会らしい条例となりました。
このほかにも、一般質問の活性化や会議の公開、女性や子育て世代が参加しやすい環境づくりなど、あらゆる分野にわたって検討し、できることから随時取り組んでまいりました。
議員のなり手不足など、現在の地方議会は厳しい状況に置かれておりますが、議会は何のためにあり、なぜ必要なのか、議員自ら汗を流すことでしか、町民の皆さまの理解は得られないと思います。
改選後も町民と対話し、額に汗を流し、たゆむことなく議会改革を推し進めることこそが、これからの議会に求められる姿であると思います。そのためにも、どうぞ今後とも、議会へ忌憚のない叱咤激励をいただければ幸いです。
結びになりますが、ことし1年が皆さまにとって平穏で豊かな年になりますことをご祈念申し上げ、あいさつといたします。
三戸町議会議長 竹原義人
■三戸町教育長新年のあいさつ
▽心身の健康を大切に
新春を迎え、謹んで新年のごあいさつを申し上げます。
町民の皆さまには、平素より町の教育の充実・発展のために深いご理解とご協力を賜り、心から感謝申し上げます。
昨年の5月に新型コロナウイルス感染症が5類感染症に分類されることとなり、コロナ禍以前の日常に戻りつつあります。しかし、コロナウイルスの感染が終息したわけではありませんし、ここ数年鳴りを潜めていたインフルエンザウイルスによる流行が例年に比べ早まるなど、まだまだ油断はできない状況です。ただ、今回のパンデミックを経験して、改めて健康でいられることのありがたさを痛感するとともに、感染予防の重要性を学びました。今ことしは辰年。竜にあやかって、子どもたちを始め、町民の皆さまが健康で元気な毎日を過ごされることを願っております。
さて、昨年の三戸町の教育・文化に目を向けますと、4年前と同じように落ち着いた取り組みが行われております。7月には国の無形民俗文化財である「泉山七歳児初参り」、10月にはアップルドームにて「第69回三戸町民大運動会」、11月には三戸中学校8年生10名が姉妹都市であるオーストラリアのタムワース市を訪問する「三戸町中学生海外派遣事業」がそれぞれ4年ぶりに行われました。また、歴史・文化の面では、6月に静岡大学名誉教授の小和田哲男氏を講師にお迎えし「第2回三戸お城講座」が開催されたほか、9月には三戸町を会場に「地元の縄文再発見」が開かれ、町内の素晴らしい歴史遺産を広く発信するとともに、三戸小学校が創立150周年を迎えるなど、大きな節目の年となりました。ことしも昨年に劣らぬよう充実した教育に努めてまいります。
結びになりますが、教育の町三戸のより一層の充実・発展と町民の皆さまにとりまして本年が実り多き年になりますようご祈念申し上げ、新年のごあいさつといたします。
三戸町教育長 慶長隆光
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