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自治体の皆さまへ

令和7年新年のあいさつ(1)

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青森県三戸町

「前進元年!」三戸町長 沼沢修二

◆いま、変化のとき 前進さんのへ!~皆さまとともに 新時代へ~
新年、明けましておめでとうございます。
町民の皆さまにおかれましては、健やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
三戸町長として、皆さまに初めて新年のご挨拶をさせていただくにあたり、三戸町を大きく前進させ、皆さまの幸せのために全力で取り組む、その決意を新たにしております。
昨年は、日本のリーダーの交代があり、大きな転換を迎えた年でありました。そして、当町においても、11月に町長選挙が執行され、多くの皆さまからのご期待とご信任をいただき、私がリーダーを担うことになりました。三戸町も転換期を迎えております。「スピード感」と「危機感」をもって、町民皆さまの幸せのため、全力で取り組んでまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
さて、昨年4月、人口戦略会議から、「消滅可能性自治体」が公表されました。消滅可能性自治体とは、20歳から39歳までの女性人口が、2050年までの30年間で2分の1以下になる自治体のことで、その中に三戸町も含まれています。三戸町の女性人口は、2020年の549人から、約3分の1の182人になるとの推計です。
このデータに、当初は驚きを禁じ得ませんでしたが、これは、何も対策をしなければ、限りなくそれに近づいていく、あるいは、もっとスピードが早まっていくという警鐘であり、逆に、対策を進めていくことによって、消滅可能性自治体から脱却できる、そのように考えたところでございます。
三戸町は、飛躍する潜在的な可能性を持っており、町民一人ひとりが輝き、今すぐに動き出せば、将来を変えることができると確信しております。
まさに「いま、変化のとき」=「転換期」です。町民の皆さま、オール三戸で、消滅可能性自治体からの脱却を目指し、新時代に向けて前進していこうではありませんか!
このたび、私は、「いま、変化のとき 前進さんのへ!」とテーマを掲げ、7本の柱を立て、さらに具体的な政策として、27の項目をお示しさせていただきました。1本目の柱は「かせぐ自治体(役場)をつくる」、2本目は「農林・畜産・商工の振興」、3本目は「高齢者の支援」、4本目は「子育て・教育の充実」、5本目は「健康・長生きの推進」、6本目は「賑わいの創出」、7本目は「安全・安心・快適な生活の実現」であります。
これら7本の柱に基づく各種政策は、バランスよく実施してまいりますが、まずは、今まさに三戸町で暮らしている町民皆さまの福祉の向上を図ることを念頭に、子育て世代の転入の促進および転出の抑制ならびに出生数の増加に結びつく方策を講じ、「消滅可能性自治体」脱却のための基礎を築いてまいります。
もとより浅学非才、微力ではありますが、町民皆さまからお聴きした町政に対する思いやご意見をしっかりと受け止め、全力で、懸命に取り組んでまいりますので、皆さまの絶大なる御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げます。
本年が、三戸町と町民の皆さまにとりまして、希望に満ちた幸多き1年となりますよう心からお祈り申し上げ、新年の挨拶といたします。

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