◆三戸町議会議長 新年のあいさつ
住民の負託に応えられる存在を目指して
三戸町議会議長 竹原 義人
新年、明けましておめでとうございます。
輝かしい、令和7年の新春を迎え、三戸町議会を代表いたしまして、謹んで新年のお慶びを申し上げます。皆さまには、日ごろから議会運営につきまして、温かいご理解とご協力を賜り、厚く感謝申し上げます。
私たちは、昨年3月に行われた三戸町議会議員選挙において、町民の負託を受け、町政の一翼を担うことになりました。
さて、現在日本は人口減少社会に突入しております。三戸町では令和6年11月末時点での人口が8,807人となりました。ピーク時の昭和36年に比べ約1万人減ったことになります。少子化の進行が加速する一方で、東京をはじめとした首都圏への人口一極集中には歯止めがかかりません。多くの地方自治体は、医療や交通、教育といった生活に必要なサービスの維持をしながら、道路や橋梁といったインフラの整備と、地域の産業や雇用の開発など、多くの課題に取り組むことが求められています。
人口減少・少子高齢化社会の到来は、家族やコミュニティ機能の変容をもたらしつつあります。それにともない、住民に身近な議会の果たす役割は従来に増して大きくなることが見込まれ、これまで以上に住民の負託に応えられる存在に変化を遂げなければなりません。
「こんな三戸町になってほしい」、「こんな議会になってほしい」どんなことでも結構ですので、私たちにお聞かせください。どうぞよろしくお願いいたします。
結びになりますが、令和7年が、町民の皆さまにとって素晴らしい年でありますよう、心からお祈り申し上げ、新年のごあいさつといたします。
◆三戸町教育長 新年のあいさつ
地域とともにある学校を目指して
三戸町教育長 慶長 隆光
新春を迎え、謹んで新年のごあいさつを申し上げます。
町民の皆さまには、平素より町の教育の充実・発展のために深いご理解とご協力を賜り、心から感謝申し上げます。
昨年の町内の教育活動に目を向けますと、大きな事件事故などもなく、順調に終了することができました。児童生徒の活躍も目覚ましく、学業のみならず、文化やスポーツに多くの成果が見られた1年となり、うれしく思っております。
さて、本町の小中学校では、令和5年度からコミュニティ・スクールを導入しております。コミュニティ・スクールとは、学校運営協議会制度を導入している学校であり、学校と保護者や地域の皆さんがともに知恵を出三戸町教育長慶長 隆光し合い、「地域とともにある学校」づくりを進めていこうとするものです。平成29年に制度の導入が努力義務化され、年々導入が進み、昨年度の公立学校の設置率が50%を超えました。
現在の教育界を見ると、子どもたちを取り巻く環境や学校が抱える課題は複雑化、多様化しており、未来を担う子どもたちの豊かな成長のために、社会総がかりでの教育が不可欠です。さらに、地域においては、学校を核とした、子育て世代と地域の方々との一層のつながりにより、防犯・防災に強い安心・安全な地域が期待されます。今年4月には、三戸高校もコミュニティ・スクールを導入すると伺っております。町を挙げて、地域とともにある学校づくりを進め、元気で活気あふれる地域づくりにつなげていかなければなりません。町民皆さまの教育活動へのご協力を強くお願いいたします。
結びになりますが、教育の町三戸のより一層の充実・発展と町民の皆さまにとりまして本年が実り多き年になりますようご祈念申し上げ、新年のごあいさつといたします。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>