【今月の特集】町長と町議会議員がBRTを視察

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昨年の大雨災害により運休しているJR津軽線(蟹田～三廏間)復旧案の一つとして検討されているBRT(バス高速輸送システム)について、6月14日から15日の二日間にわたり、岩手県と宮城県を結ぶJR大船渡線を視察しました。BRTは専用道を用いてバス運行を行う方法で渋滞等を避けることができるため、一般道を運行するよりも駅間を短時間で移動することができます。
視察では実際にBRTに乗車し、ホームや路面の状況、道路幅、踏切など入念に確認を行っていました。また、BRT運行を管理している気仙沼統括センターを訪問し、柴田所長から説明を受けた後、津軽線に照らし合わせながら質問を行っていました。説明の中では、鉄道から転換となった経緯や現在運行しているBRTの区間では、専用道の幅が狭いため運転技術が必要になってくること、専用道については道路の摩耗が著しいこともあり、当初の想定よりも維持経費がかかっていることなどの情報提供がありました。町長と議員からは積雪や事故の発生状況、地域住民の反応などについて質問がありました。
今回の視察内容については、町長と議員の意見を集約し、津軽線の復旧について話し合いが行われている今別・外ヶ浜地域交通検討会議などに反映されます。