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【Think with ぷーま!】町の情報発信って どうして必要なの?

19/30

青森県今別町

地域プロジェクトマネージャー
周布 祐馬

こんにちは、地域プロジェクトマネージャーの『ぷーま』こと周布祐馬です。8月は青森が最も活気づく月ですね。多くの人が青森を訪れ、短い夏を楽しんでゆきます。ここ今別にも〝荒馬〟という誇るべき宝があり、荒馬にも県内外から多くの人々がやってきます。今回はこういった町外の方々に対する町の情報発信がどうして必要なのか?ということを考えてみたいと思います。

■町外の人がほしい情報って?
みなさんがどこかに旅行に行った時、どんな情報があると嬉しいですか?その土地の美味しいもの、一度は見ておくべき景色や造形、ひょっとしたらその土地ならではの体験に関する情報もあったら嬉しいかも知れません。
町外の方が今別を訪れた際に欲しい情報もほぼ同じです。私は現在『海峡の家ほろづき』の管理人を任されていますが、ここに泊まりにくる方々の多くもこれらの情報が欲しいと言われます。
これは今別にもう『きた人』についての話でした。しかしこれらの情報を先回りして発信し、どこかに行きたいなと考えている人たち、つまり『これから来る人』に届けられれば「次は今別に行ってみよう!」という気持ちになってもらえるかも知れません。
やはり町外の人が欲しい情報は、『食べる・見る・体験する』この3つがその代表であると考えて良いと思います。

■町外の人に情報発信をする理由
町外の人に情報発信をする理由は様々あると思いますが、私はこのように考えています。
みなさんご存知の通り、近年の今別から担い手=若者がどんどん減っています。それに伴い町の『食べる・見る・体験する』もどんどん消えてしまっています。これを食い止めるためには様々な人に今別に足を運んでもらい、いままだ残されている心が揺れ動かされるような〝食べる・見る・体験する〟に触れると共にこの町の現状についても知ってもらい、今別を将来に残せるようお手伝いしてくれる人が現れて欲しいと思っています。
そのために、まず情報発信が必須です。今別のことを知ってもらわなければ何も始まりません。今別のことを知って、足を運んでもらうために『食べる・見る・体験する』に代表される町外の人が欲しがる情報を発信しなければならないと考えています。

■ぷーま流の情報発信
現在私も私なりのやり方で情報発信を行なっています。私の話を聞いてこちらに足を運んでくれた方も出てくるなど、少しずつですが効果も出てきていると実感しています。
私自身が情報発信をすることももちろんですが、私は今別にきてくれた人に情報発信『してもらう』ことを意識して行動しています。例えば海峡の家に泊まった方が、情報発信したくなるような仕掛けをする。食べて美味しかったもの、見て感動したものを発信できるように、名前や云われなどをはっきり明示するなどです。
でも最も大切なことは、来てくれた方々に対して存分に楽しんで滞在してもらえるよう、誠心誠意、まごころを込めて対応することだと思っています。滞在が良いものになれば自然と誰かに良かったよと話したくなりますよね。情報発信の本質ってそういうことだと思います。
みなさんもみなさん流での情報発信、よろしくお願いします!

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