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自治体の皆さまへ

年始のご挨拶(1)

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青森県今別町

「あけましておめでとうございます」
今別町長 阿部 義治
謹んで新春のご挨拶を申し上げます。
皆様には、輝かしい新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
昨年は、町民の皆様や町議会議員、関係各位には町政各般にわたり深いご理解とご協力を賜りましたこと、心から感謝申し上げます。今年も皆様のご協力をいただきながら、引き続き町政運営に努めてまいります。
昨年を振り返りますと、一昨年のような大雨災害は免れましたが、異常気象ともいえる猛暑で、今別町においては観測史上最高の33.7℃を記録しました。
また、約4年間にわたり、猛威を振るい私たちの生活を苦しめた、新型コロナウイルス感染症も、昨年5月に感染症の位置付けが2類相当から5類に引き下げられ、コロナに翻弄された当町も、各種行事・イベントも通常開催され、ようやく町に「日常」と「活気」が戻って来たと実感しております。
町民の皆様におかれましては、長期間のコロナ禍での生活に大変不便な思いをされたことと拝察いたします。
しかしながら、コロナ禍を乗り越えた町民の皆様は、今度は物価高に直面しており、町としても最重要課題として、各種対策に取り組んでいるところであります。
町では、物価高騰対策として、町内全世帯対象に水道料金を1月分から3月分までの減免や全世帯への一万円分の商品券の配布、低所得者世帯を対象に福祉灯油購入助成などを実施して参ります。
さて、このような中で、一昨年8月から大雨災害により運休を余儀なくされておりますJR津軽線ですが、未だ復旧の目途が立たず、現在も代行バスの運行及び振替輸送を実施しているところであり、町民の皆様には大変ご不便とご迷惑をおかけしております。
昨年12月22日に県庁において、県知事主催による津軽線沿線4市町村長との5者会議を開催したところであります。
今後は、県・JR東日本と復旧等について協議を進めてまいります。
その一方で、昨年7月に「第2青函トンネル構想実現に向けた今別推進会議」が設立され、11月には、いまべつ総合体育館において、「いま、第2青函トンネルが必要な理わ由け」と題して、特別講演会を開催しました。
青函トンネル本州側入口の町として、かつての今別町が、一番活気があった昭和40年代、まさに青函トンネル工事が行われていた時期のような活気を取り戻すためには、この第2青函トンネル建設事業が必要であると認識しております。
北海道側では、福島町が第2青函トンネル構想実現に向けた活動をしており、今別町でも本州側の機運醸成に向けた活動を加速させながら、スピード感を持って、今別町・福島町の両町が一緒に手を取り合い、両町の町政発展を願い、構想実現に向け取り組んで参ります。
今年の干支は「甲辰(きのえ・たつ)」で、「成功につながるための努力が種子の内側でどんどん育っていく」といった意味があります。
今年は、第6次今別町総合計画の策定年となり、今別町の将来につながる礎を築くための年でもあります。
本年も物価高騰対策をはじめ、基幹産業であります一次産業振興の支援や子どものための教育・子育て支援の充実と高齢者への生活の足、買い物弱者支援など様々な諸課題と向き合い、しっかりと取り組んで参ります。
町民の皆様のご意見をいただき、町民の皆様の思いを町政に反映し、まちづくりに邁進して参ります。
いま、季節性インフルエンザの流行が懸念され、また、大雪が予想されますが、今別町に住むすべての皆様が、幸せを感じるような町政運営に努めるとともに、町民の皆様の笑顔が広がるよう皆様に寄り添った行政を目指して参ります。
新しい年が町民の皆様の未来に希望を見出せる素晴らしい一年となりますことを心から、ご祈念申し上げまして、年頭のご挨拶とさせていただきます。

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