地域プロジェクトマネージャー
周布 祐馬
こんにちは、地域プロジェクトマネージャーの〝ぷーま〟こと周布祐馬です。先日あるお年寄りからこんな声を聞きました。
「雪が多く降れば買い物に出るのも嫌になるのよ」
雪が降ると足元が悪くなり、特に重いものの買い物が大変になるばかりか、転倒などの危険も伴います。
私は着任当初より〝住みたくなる地域〟〝住み続けられる地域〟を作るお手伝いをしています。買い物がしやすくなることはまさに〝住み続けられる地域〟につながることですので、私も積極的にこの課題にチャレンジしたいと思います。
■買い物がしやすくなるサービスを考えてみる
買い物に関するサービスでよく耳にするのは移動販売や買い物バスです。移動販売に関しては今別でも昔から数台の移動販売車が商品を持ってきてくれています。ただ来てくれるのは週に1回から2回なので、注文したものが届くのは早くても1日から2日後になってしまいます。品物によってはすぐに必要なものもあるかもしれませんが、買い物の手段が限られる方はこれらを我慢したり、諦めたりしなければなりません。
時間がかかってもいいものは移動販売にお願いできるので、私はすぐに欲しいものがすぐに手に入る環境を考えてみたいと思います。
そこで今回の買い物サービスで実現したい世界について考えてみました。
□ある朝の会話
[じさま]ばんげまま〇〇くいてじゃ〜。
[ばさま]したばって、いま△△ねえだいな〜。
[じさま]pumazon(ぷまぞん)ばつかえばだば、まましたくまでにつくべな。
[ばさま]んだな、pumazon(ぷまぞん)さたのむべ。
※ここでは新たな買い物サービスの名前を仮にpumazon(ぷまぞん)としています。
朝注文したものが、夕方までに家に届くといった世界がここ今別でも実現できれば、買い物を諦めることも少なくなり、買い物を理由に町を離れることも少なくなるのではないでしょうか。さらにお年寄りだけでなく、ひょっとしたら小さな子どものいる子育て世帯にも嬉しいサービスになるかもしれません。
今回は買い物の課題を題材に住み続けられる地域について考えてみましたが、他にも様々な理由があると思います。この地域でいつまでも住み続けるにはどのようなことが必要か、これからも引き続き知恵を絞っていきたいと考えています。
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