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けやぐ とわ!No.8 海峡の家ほろづき and AJITO(大川平地区)

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青森県今別町

地区の集会場、仲の良い友人の家、田畑の側にあるちょっとしたスペースなど人々が集い、そして楽しく過ごす場所は様々です。今回は、人々が集う場所として活躍が期待される2つの建物について地域プロジェクトマネージャーの周布祐馬さんにお話を伺いました。

■魅力発信の拠点として
高野崎から歩いて5分ほどの小高い丘にある「海峡の家ほろづき」は、今別町内の宿泊施設として、町を訪れた方々をあたたかく受け入れています。中学校の木造校舎をリノベーションした宿泊施設であり、「国内で最も長い間営業している廃校宿泊施設」ではないかとも言われています。施設内の随所に校舎の面影を残しており、どこかノスタルジックな雰囲気が漂っています。
また、海峡の家ほろづきは、今別町の魅力を町外に発信する拠点としても活躍しています。袰月地区独自の食文化である茶めし作りの体験や豊かな自然に触れるフィールドワーク・ワークショップの会場として利用され、今別町でしかできない体験を提供しています。昨年の夏に都市部から親子で海峡の家ほろづきに宿泊し、町の魅力に触れたお子さんが「ここに住みたい!帰りたくない!」と話すこともあったそうです。
海峡の家ほろづきは今別町の魅力を広めるため、今別町を訪れた人々に忘れられない体験を提供していきます。町民の皆さんにとって誇りの宿泊施設となるよう魅力を高めている海峡の家ほろづきにご期待ください!

■みんなの「アジト」になるために
大川平地区にある「AJITO」は、町民の皆さんが集まる拠点及び交流の場を目指して、現在改修中です。複数の料理人が共同で使うことのできるシェアキッチン機能を持つ飲食店として、誰でもやりたいことができるレンタルスペースとして、マルシェなどのイベント会場としてなど様々な形での活用が計画されています。
AJITOは多くの人々が世代を超えて、ふらっと立ち寄ることのできる、日常に寄り添った場所になるといいなと周布さんは語ります。AJITOで生まれた交流から新たな取り組みや活動が始まったり、若い世代へ地域の文化が受け継がれていったり、人々が楽しみながら地域とつながることのできる場所としてAJITOは期待されています。
「今別町の魅力は何ですか?」と聞かれた時に皆さんはなんと答えますか?高野崎や鋳釜崎といった美しい景色、鉄道好きにはたまらない青函トンネル入口広場、伝統芸能の荒馬、独自の食文化やこれまで積み重ねられてきた歴史など様々なものが思い浮かぶのではないでしょうか。今別町内外の人々が集い、楽しい時間・体験を共有する空間があることも今別町の魅力なのではないでしょうか。

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