八戸市美術館は、11月3日で開館2周年
◆美術館で活躍するアートファーマー「建築ツアーガイド」をご紹介
◇アートファーマーってなんだろう?
八戸市美術館では、美術館の活動に主体的に関わる市民の皆さんを、アートでコミュニティを耕して育む「アートファーマー」と呼んで、ともにさまざまなプロジェクトを行っています。展覧会に関連した多くのアートファーマープロジェクトの中で、唯一、2021年開館前の準備期間から継続的に活動しているのが「建築ツアーガイド」です。毎月最終土曜日に、館内のガイド活動をしています。
◇建築ツアーガイドの活動
建築ツアーガイドは年に1回募集を行い、メンバーは研修期間を経てガイドとしてデビューします。現在登録しているガイドは16人。高校生から70代まで、職業も年代もさまざまです。当館のガイドで特徴的なのは、決まった原稿がないことです。研修を通して学んだ中から、自分が皆さんに伝えたいと思ったことを、自分の言葉でまとめています。結果、ツアーコースも紹介するポイントもガイドの視点ごとに異なる、ユニークな建築ツアーとなっています。ぜひ、何度でも参加してお楽しみください。
・ガイドの研修では、美術館建築の変遷と八戸市美術館のコンセプトについて学んだあと、設計者のレクチャーを受けたり、グループワークで意見交換したりして学びを深めます。
・昨年は、弘前れんが倉庫美術館で課外研修を行い、両館のガイドの交流会を開催しました。
高校生ガイド 佐々木美保(ささき みほ)さん(高校2年生)
私には、「社会から孤立している人を救いたい」という夢があります。
はじめて美術館を訪れたときに、偶然参加した建築ツアーで、先輩ガイドがいきいきと活動している姿に興味を持ちました。自分も新たなつながりを生む場をつくっていきたいと思い、ガイドとして活動するようになりました。
◇建築ツアーは、毎月最終土曜日!
次回は10月28日、11月25日に開催
◇ただいま3期生を募集中!
申し込みは、11/6(月)まで。
※詳細は美術館ホームページをご覧ください。
問合せ:美術館
【電話】45-8338
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