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企業会計収支決算報告(令和4年度)

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青森県八戸市 クリエイティブ・コモンズ

◆市営バス
市営バスは、毎日、多くの皆さんから通勤・通学・買い物などにご利用いただいていますが、バス事業を取り巻く環境は依然として厳しく、交通手段の多様化、人口減少・少子化の進行などに加え、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、運送収益は大幅に減少しています。今後も、皆さんに利用してもらえるよう、より一層の利便性向上(地域連携ICカードの普及に向けた周知やバス車両の低床化など)に取り組むとともに、信頼され親しまれる市営バスを目指していきます。
利用者数:515万4,941人(一日平均1万4,123人)で、前年度より3.2%減少しました。

収入-支出 = -1億5,042万円
過去からの累積損失 = 6億6,368万円

◇収入 15億5,813万円(前年度比5.9%増)
営業収益:9億3,501万円
市補助:3億7,600万円
その他:2億4,712万円

◇支出 17億855万円(前年度比4.2%減)
人件費:10億3,335万円
物件費:3億4,912万円
その他:3億2,608万円

◇路線別営業係数グラフ
営業係数とは、100円の収入を得るためにかかる費用のことです。100未満なら黒字、100を超えれば赤字であることを表しています。
※詳細は本紙をご覧ください。

4年度の路線別営業成績は、15路線全てが赤字路線となりました。

問合せ:運輸管理課
【電話】25-5141

◆市民病院
4年度の患者数は入院が延べ18万8,230人、外来が延べ26万5,554人で、前年度と比較して入院は5,563人の増、外来は1万4,447人の増となりました。また、患者数が増えたことで、一般病床の病床利用率も87.3%と前年度より2.4%上がり、徐々に新型コロナウイルス感染症が流行する前の水準まで戻ってきました。
また、年間救急患者数は20,445人、手術件数は4,652件、分娩件数は949件と、新型コロナウイルス感染症対応と同時に、多くの重症患者や妊産婦を受け入れていますが、前年度と比較すると救急患者数を除き減少しています。
収支差引は12億4,848万円の黒字となりました。前年度からの繰越利益剰余金14億2,721万円にこの黒字額を加えて26億7,569万円の未処分利益剰余金となり、このうち2億5,000万円を、市民サービスが少しでも向上するよう、市へ繰り出す予定です。今後も健全経営を維持し、質の高い医療を提供していきます。

収入-支出 = 12億4,848万円
未処分利益剰余金 = 26億7,569万円

◇収入 243億9,973万円(前年度比16億7,381万円増)
入院収益:146億2,422万円
外来収益:53億4,869万円
市負担金:13億6,844万円
その他:30億5,838万円

◇支出 231億5,125万円(前年度比17億678万円増)
人件費:107億2,886万円
薬品・材料費:62億4,088万円
維持管理費:36億442万円
その他:25億7,709万円

問合せ:市民病院管理課
【電話】72-5111

◆下水道
下水道事業では、ご家庭や工場などから排水された汚水を受け入れ、きれいな水へと処理しています。また、市街地に降った雨水を速やかに排水することで、市民の皆さんの衛生的な生活環境の確保と浸水被害の解消に貢献しています。

収入-支出 = 1億8,648万円
累積損益 = 5億7,155万円

◇収入 68億7,977万円(前年度比3,333万円減)
下水道使用料:24億5,490万円
市負担金:11億9,654万円
市補助金:7億8,591万円
長期前受金戻入:22億6,271万円
その他:1億7,971万円

◇支出 66億9,329万円(前年比3,850万円増)
管きょ費:2億3,221万円
ポンプ場費:1億7,671万円
処理場費:7億2,143万円
減価償却費:45億8,647万円
その他:9億7,647万円

今後も健全経営に努め、安定的な下水道サービスを提供していきます。

問合せ:下水道業務課
【電話】44-8259

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