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キラっと★スマイル八戸ナビ(22)

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青森県八戸市 クリエイティブ・コモンズ

ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)の実現に向けて

特別支援学校の教員として勤務しながら、車いすバスケットボールチームを立ち上げ、競技者、指導員、審判員として活躍中の小野さんにお話を伺いました。
車いすバスケットボールチーム「Hachinohe HOOPS」 チーム代表 小野 裕樹(おの ひろき)さん

◆やる人がいないなら、自分がチャレンジしてみる!
特別支援学校の教員になり、生徒がいずれ直面する「社会」を伝えるために、まずは自分が障がいのある方々の状況を知る必要があると感じました。得意とするスポーツの面からアプローチしようと、障がい者スポーツ指導員の資格を取得する際に出会ったのが「車いすバスケットボール」。実際にチームに所属し、いざ大会を企画すると県内には審判員がいないことを知り、審判員の資格を取得しました。

2017年に国内で7人目となる国際審判員資格を取得。東京2020パラリンピックで審判を務めました。

◆車いすバスケットボールチーム「Hachinohe HOOPS(八戸フープス)」立ち上げ
車いすバスケットボールの試合はエキサイティングで面白く、パラリンピックの開催期間中しか注目されないのはもったいないと感じていました。そんな矢先に新型コロナウイルス感染症が流行し、スポーツ活動が停滞する中、困難な今だからこそ動き出そうとチームを立ち上げました。現在は、2026年に県内で開催される「全国障害者スポーツ大会」に向けて、代表チームの強化に取り組んでいます。

自らも車いすに乗り、指導・プレーします

◆両立するために大切なこと
自分にできる可能性があれば全部にチャレンジしたいと考えており、今何に向き合うのがタイムリーなのか、必要なことを取捨選択して取り組んでいます。
また、全ての瞬間を楽しむことを心掛け、「やるべきことがあるのは幸せなこと」と前向きに捉えることで、負担感が減り自然と両立につながっていると思います。

・毎週日曜日18時から八戸福祉体育館で練習中。見学や体験もできます。
「仲間とプレーすることが楽しい」と小野さん

◆今後の目標
自分がまずチャレンジすることで後に続く人や競技に関わる人が増え、認知度が増し、車いすバスケットボールをはじめとする障がい者スポーツが盛り上がっていけばと考えています。

次回は10月号に掲載!

問合せ:市民連携推進課
【電話】43-9217

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