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[連載]発見!市民活動ナビ No.3

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青森県八戸市 クリエイティブ・コモンズ

言葉の障壁を取り払い、国籍によらず誰もが充実した毎日を送るためにサポート!
NPO法人みちのく国際日本語教育センター(MIJEC)

日本語教育を通じて、八戸市を中心とした近隣地域に暮らす外国人への支援活動を行っているNPO法人みちのく国際日本語教育センター(MIJEC)の代表 馬場亜紀子(ばば あきこ)さんにお話を伺いました。

◆活動を始めたきっかけ
日本語教室は、平成6年に八戸国際交流協会の事業として始まりました。当初の参加者は5、6人のALTのみでしたが、徐々に活動が広まり、平成15年にNPO法人として独立しました。現在は協会からの委託を受け教室を開催しており、火・水曜日の日本語クラスに約80人、日曜日のJLPT(日本語能力試験)対策クラスに約30人が参加しています。元々は県内向けでしたが、コロナをきっかけに今では県外だけでなく、国外からも非常に多くの参加希望をいただくようになりました。日本語教育への需要の高さを改めて認識し、活動のモチベーションにもつながっています。

◆団体の自慢・市民の皆さんへのPR
八戸市は在留外国人の数が県内一であることをご存じですか?外国人との共存を目指すには、彼らを理解し受け入れる心持ちが必要不可欠です。日本語学校というと、アカデミックな内容を学び堅い雰囲気と思われがちですが、私たちの日本語教室は「楽しく学ぶ」をテーマに、多様な境遇を持つ外国人が言語による壁で孤独を感じないよう、日本語教育と外国人同士のコミュニティづくりという両輪で、外国人が日々の生活を豊かにするためのサポートをしています。

◆参加者の声
日本語を勉強する友達にこの教室を教えてもらいました。他の外国人と友達になれたこと、それぞれの国の知識や習慣を知れることがとても楽しいです。
日本語は単語のニュアンス・使い方が難しいですが、職場の人が話すことを理解しスムーズに会話ができ、この教室に参加して良かったと感じています。
今年は、これまでコロナで行えなかったポットラックという全クラス合同パーティーの開催も考えられているそうなので、とても楽しみです。

日本語を学びたい人だけでなく、教えてみたい人、交流したい人など、興味のある人はぜひお問い合わせください!

問合せ:馬場亜紀子(NPO法人 みちのく国際日本語教育センター代表)
【電話】080-6051-3109【E-mail】michinokunihongo@gmail.com

次回は11月号に掲載!

問合せ:市民連携推進課
【電話】43-9207

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