【連載】ここは、みんなの美術館(アートファーム)(2)

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◆トピック1　美術館のアクセシビリティ
アクセシビリティは、「近づきやすさ」「利用しやすさ」などの意味を持つ言葉です。美術館では、誰もが美術館を気軽に利用できるための環境づくりに取り組んでいます。

◇手話で解説・対話するガイドツアー
6月3日(土)に、美術館の空間と一体となるような作品や、来館者が体験できるような作品がある企画展「美しい
HUG!」の手話通訳付きガイドツアーを行いました。
ツアーでは、青木野枝(あおき　のえ)さんの作品で使われている素材について考えてみたり、黒川岳(くろかわ　がく)さんの石の作品に頭を入れてみたり、学芸員の解説を通訳するだけでなく、参加者と対話をしながら鑑賞する「対話型鑑賞」を手話で行いました。参加者からは、「学芸員から直接話を聞けてよかった」「手話付きで展覧会を観たのは初めてだ、これからも続けてほしい」など、さまざまな感想や提案をいただきました。
手話通訳付きガイドツアーは今後も実施を予定しています。また、展覧会によりますが、希望する人が音声による
作品解説を利用できるようにするなど、さまざまな立場の人が美術館を楽しめるようなアイデアを今後も実現して
いきます。

◆トピック2　令和5年度9月以降の展覧会スケジュール
★手話通訳付きガイドツアーあり

次回は11月号に掲載!

問合せ：美術館
【電話】45-8338