広報はちのへのリニューアルにあわせて、「発信!地域自慢」から「まちほこ!」にリニューアル。
地域(まち)の皆さんが誇りに思うような、素敵な取り組みや文化などをご紹介します。
◆地域みんなで支え合い~支援が生んだ世代を超えたつながり~
豊崎地区で進める若者や農業者に向けたサポートについて、豊崎地区連合町内会の赤坂力雄(あかさか りきお)副会長、豊崎地区に住む長森啓太(ながもり けいた)さん、葉月(はづき)さん夫婦にお話を伺いました。
◇地域全体で若者をサポート!
・赤坂副会長
きっかけは地域の少子高齢化で、このままでは地域が衰退してしまうと感じ、私たち地域として何ができるのか考えました。そして思い立ったのが、地域の宝である若者を地域ぐるみでサポートするということ。もともと地域になじめるよう気にかける人が多く、若い人たちに声をかけるなどしていました。あわせて豊崎地区で農業を始める人たちを支援するため、「農業者を支援する会」を令和5年7月に発足し、活動しています。
◇豊崎地区の人のあたたかさ
・長森啓太さん
地域には若い人を気にかけてくれる人がたくさんいて、横のつながりがとても強いと感じています。豊崎に住み始めた当初から、地域になじめるよう、周囲の皆さんが気遣ってくれていました。
・長森葉月さん
近所の人からストーブに使うための薪を頂いたり、風邪で寝込み買い物に行けない時には、畑でとれた野菜を分けてくれたり。また、子どもを見守ってくれるなど、みんなが子育てを手伝ってくれているような感覚です。もともと家庭菜園をしていましたが、近所の皆さんのサポートを受け、農業を営むようになりました。「農業者を支援する会」にも参加していますが、どんなことでも気軽に聞いて、相談できる環境を作ってくれているのが本当にありがたいです。
◇つながりはこれからも
・赤坂副会長
「農業者を支援する会」では、農業の知識や技術を伝えていますが、教えるばかりではなく、若い人たちから教わることも多いと感じています。
今後もお互いに持ちつ持たれつの関係で活動を続けていきたいです。
・長森葉月さん
地域の皆さんにさまざまな面で支えられていますが、頼られることもあり、それを嬉しく感じています。これからもお互いに支え合いながら、いつか若い人が地域に来た時には、自分たちも声を掛けていきたいと思っています。
問合せ:市民連携推進課
【電話】43-9182
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