◆第5回目テーマ 私にとっての温泉
4月から実施している、弘前大学協働事業「町職員×弘前大学生大鰐未来づくりプロジェクト」より、7月号から月1回、弘前大学生が大鰐町を見て、触れて、感じたことについてのコラムコーナーがスタートしました!
第5回は、飯田荘(いいだそう)さんが温泉の魅力を語ってくれます!
温泉。それは青森県とは切っても切れぬ関係のものです。私は生まれも育ちも青森で、小さいころから両親に連れられ、温泉に通っていました。そして、大学に進学した際に、初めて県外出身の友人と温泉に行くことになったのですが、なんと友人はシャンプーやボディソープなどが浴場内にあると思い込んでおり、それらを持ってきていませんでした。聞けば、彼の地元の温泉にはそれらが備え付けで置いてあり、自分で持っていく人はいないそうです。この認識の違いは、小、中、高と地元の人間としか接してこなかった私にとっては考えもしないことでありました。
温泉は、私にとって安らぎを得る場所でもあるが学びを得る場所でもあります。そんな温泉が数多く存在する大鰐町は、特に私にとっては魅力的な町となっています。春から大鰐町の歴史なども調べるうちに新たな魅力にも気づくことができました。弘前大学では大鰐町と共同で町の未来を考える授業があります。この貴重な経験を噛みしめ、この町について私ができることを精一杯していきます。
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