■第3回目テーマ よさこいとYOSAKOI
4月から実施している、弘前大学協働事業「町職員×弘前大学生大鰐未来づくりプロジェクト」をより身近に感じてもらうため、7月号から弘前大学生のコラムコーナーがスタートしました!
第3回は、樋田涼佑(といだりょうすけ)さんが大学生活について語ってくれます!
よさこいと聞いた時、何を想起するだろうか。パッと思いつくのは、やはりソーラン節。「どっこいしょお!どっこいしょお!」の掛け声とともに、網を思いっきり引く構えをとる。簡単な動きであるため、小学生の頃にソーラン節を経験した方も多いことだろう。私もその一人だ。大学に入学してすぐ、新入生歓迎会の一環で、弘前大学のよさこいサークルの演舞を見た。それは、私の知っている「よさこい」とは大きく違うものであった。空中で舞うアクロバティックな動きや、一糸乱れぬ動き、美しい拍ずらしに目を奪われた。幼いころにやった、あの暑苦しいイメージとはまるで違う。これが、「YOSAKOI」との出会いだった。たかだかローマ字表記にしただけなのに、これが結構違う。「よさこい」が日本舞踊を中心としているとすれば、「YOSAKOI」はダンスの色が強い。
「YOSAKOI」は、曲のテーマも様々で面白い。りんごのような各地の特産物から、織田信長のような人物、果ては八岐大蛇伝説まで実に多種多様だ。また、使われている小道具も魅力的である。「よさこい」は、基本的に鳴子のみを使う。対して「YOSAKOI」は鳴子はもちろんのこと、傘、扇子、旗、笠、ベール、幕、神輿等々、何でも使う。
よさこいに古臭く、お堅いイメージを持っている方がいたら、是非一度動画サイトで動画を見てほしい。イメージが覆ること間違いなしだ。その時はぜひ、「よさこい」ではなく、「YOSAKOI」と検索して頂きたい。
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