地域包括支援だより

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■オーラルフレイルにご注意ください
「フレイル」とは加齢に伴い心身の機能が低下した「虚弱」を意味する言葉で「健康」と「要介護」の中間の状態を言います。その中でも、噛む・飲み込む・話すといった口腔機能が衰えることを「オーラルフレイル」といい、主に口の周りの筋力の低下や歯周病などが大きな原因です。食欲低下や低栄養の原因になるだけでなく、話す機能が落ちると人と話すのがおっくうになるなど人との交流が減る原因にもなります。自分の口腔機能が低下していないかチェックし、お口の体操を毎日行ってオーラルフレイルを予防しましょう。

◎口腔機能チェック
チェックの数が多いほど口腔機能が低下している可能性があります
□口が渇く
□口臭がある
□食べ物をこぼす
□うがいがうまくできない
□むせる
□薬が飲みにくい
□食事に時間がかかる
□しゃべりにくい
□口の中に食べかすが残る
□表情が乏しい
□痰がからむ

◎お口の体操
(1)舌のストレッチ(よく噛み、よく飲込めるように)
舌を「ベーッ」と前に出す(3回)
出した舌を動かす(上下左右各3回)
舌をゆっくりと回しながら唇をなめる(3回)

(2)唾液腺マッサージ(口の渇きを防ぎ、唾液を増やす)
・耳下腺(じかせん)
両耳の前を、親指以外の4本の指をそろえて後ろから前に向かって円を描くように10回マッサージをします。
・顎下腺(がっかせん)
耳の下からあごの下の柔らかいところを5箇所位に分けて親指で10回押します。
・舌下腺(ぜっかせん)
両手の親指で、あごの下を突き上げるように10回押します。
※詳しくは本紙をご覧ください。

歌を歌ったり、声を出して本や新聞などを読むこともオーラルフレイルの予防になります。

お問合せ：保健福祉課地域包括支援係
【電話】55・6569(直通)