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自治体の皆さまへ

町長新年挨拶

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青森県大鰐町

■『住みたい・住み続けたい』 心豊かに暮らせるまちづくり
明けましておめでとうございます。
町民の皆様におかれましては、健やかに初春をお迎えのこととお慶び申し上げます。また、町政運営に関しましては、特段のご理解とご協力を賜り、深く感謝申し上げます。 

新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行し1年半ほど経過しましたが、今冬はコロナと季節性インフルエンザの同時流行も懸念されますので、手洗い・うがいなど基本的な感染対策をしっかり行って、健康を維持されるようお願いいたします。 
なお、町では持続可能な医療提供体制の確保のため、病院から診療所に形態を変え、令和5年10月に町立大鰐診療所を開所しております。開所から早1年が経ちましたが、これからも町民の皆様が安心して暮らしていけるよう、地域の医療施設等との密接な連携のもと、皆様の健康を守り、生活に寄り添う医療を目指してまいります。 
町では、年明け早々、大鰐温泉スキー場において中高生の県・東北スキー大会が開催されるほか、今年2月には全日本学生スキー選手権大会(インカレ)が本町及び岩手県八幡平市を会場に開催されます。全国各地から多くの選手・応援団が集まりますので、安全に大会運営できるよう開催準備を進めているところです。昨季は記録的な少雪でしたが今年は良質な雪に恵まれることを願うものであります。なお、インカレは翌令和8年2月に開催する国スポ冬季スキー競技会のリハーサル大会でもあります。大会を成功させるためにも、町民の皆様のご協力をよろしくお願いいたします。 

さて、近年の人口減少・少子高齢化の進行に加え、コロナ禍を経験したことによる生活様式の変化、国際的な資源価格の上昇や円安の影響等による長引く物価高騰など、これまで経験したことのない時代への転換期を迎えております。そのような中でも、町内の有志らによる地域活性化イベントが企画・開催されるなど、町の活気を取り戻すため町民の皆様が地域活動に積極的に取り組まれていることを大変うれしく思っております。 
行政需要が複雑多様化する中、町の財政状況は依然として厳しい状況ではありますが、今後も国や県の方針や財政支援策等を注視しつつ、町振興計画や本年3月改訂予定のまち・ひと・しごと創生町総合戦略等に基づき、人口減少の克服、町の主産業である農業をはじめとする産業振興、防災対策の充実、地域公共交通の維持、デジタルの力を活用した利便性の高い行政サービスの提供など、本町の魅力を最大限に生かしつつ、町民の皆様の安全で安心な暮らしを維持し、そして将来にわたって持続的な地域経済の成長を支え発展につなげていくために、必要な対策をしっかりと実施してまいる所存です。 

課題は山積しておりますが、すべての町民の笑顔を守るため、これからも「安全・安心」に「健やか」で「心豊か」な暮らしができ、また、町民一人ひとりが繋がり大きな輪になることで、皆様が「温かい」と感じ、そして「住みたい、住み続けたい」と思っていただけるようなまちづくりに取り組んでまいりますので、ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。 
本年が町民の皆様にとりまして、健康で実り多い年となりますよう心からご祈念申し上げ、新年のご挨拶といたします。

大鰐町長 山田 年伸

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