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令和4年度決算報告(1)

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青森県平内町

■-わが町の家計簿- 令和4年度 平内町歳入歳出 決算状況を報告します!
◆一般会計全体
9月に開会された第3回町議会定例会で、令和4年度の一般会計と特別会計の決算審議を行い、全会計が「認定」されました。
一般会計の歳入は、84億6,272万7,248円(対前年度比1.6%の増)、歳出は82億9,095万6,756円(対前年度比1.6%の増)となり、1億7,177万492円が残額となりました。
この残額から、繰越明許費(注1)のうち繰り越すべき財源2,009万9千円を差し引き、さらに地方自治法および地方財政法の規定により8,000万円を財政調整基金(注2)に積み立て、残り7,167万1,492円を令和5年度へ繰り越しました。

(注1)歳出予算の経費のうち、その性質上または予算成立後の事由により、当該年度内に支出を終わらない見込みがあるものについて、予算の定めるところにより、翌年度に限り繰り越して使用することができるもの
(注2)災害対策の財源やその他緊急を要する事業の財源に充てるため、積み立てしたもの

01 一般会計 歳入
歳入については、皆さんが納めた町税や使用料など、町が独自で調達するお金(自主財源)が約18.1%であるのに対し、地方交付税や国・県からの負担金や町債などのお金(依存財源)は約81.9%と全体の8割以上を占めていることから、財政基盤は依然として脆弱であると言わざるを得ない状況です。

02 一般会計 歳出
歳出については、社会保障費や、町有施設・インフラの老朽化など、やむを得ない経費の増があるなかで、町の財政状況を鑑みながら、ソフト面では保育料等無償化や定住促進対策、予防接種の助成などの人口減少対策を継続し、住みよいまちづくりに向けた積極的な取組を行っています。一方ハード面では、水ヶ沢山無線中継局用電気設備改修事業と平内中学校整備事業により、総務費と教育費が令和3年度より増えています。
令和4年度全体としては、町の貯金にあたる公共施設等整備基金を取り崩したものの、収支を黒字化させることができました。今後もより一層の経費削減に努めるとともに、並行して経常的な自主財源の確保を模索しながら、健全な財政運営と住民サービスの維持・向上に努めていきます。

※各数値については、表示単位未満を端数処理しているため、合計と内訳が一致しない場合があります。

◇町民1人当たりの歳入歳出の状況(注3)

(注3)町民1人当たりの歳入歳出額については、人口10,187人(住民基本台帳の令和5年1月1日現在)で計算

◇令和4年度一般会計の主な歳出内訳
・生活路線バスおよびスクールバス運行委託料…1億1,909万円
・移住・定住促進対策事業…2,684万円
・水ヶ沢山無線中継局用電気設備改修事業…5,376万円 
・共通納税システム等改修事業…3,178万円
・コロナ臨時交付金充当事業…2億8,908万円
・町民バス高齢者等無償化事業…1,081万円
・重度心身障害者医療費、介護・訓練等給付費…2億8,722万円
・保育所等施設型給付費等(保育料完全無償化)…4億1,692万円
・児童手当…9,936万円
・各種予防接種(コロナウイルスワクチンを除く)、検診および健康診査等委託料…5,587万円
・新型コロナウイルスワクチン接種対策事業…6,683万円
・乳幼児・子ども医療給付費…2,632万円
・ごみ処理関連業務委託料…2億7,879万円
・除排雪委託料…1億8,995万円
・道路改良・橋梁維持・水害地帯環境整備事業…1億6,398万円
・平内中学校整備事業…5億9,307万円
・長期債元利償還金…6億940万円
・特別会計繰出金…14億5,864万円

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