■平内町が誇れる大切な資源「椿」
10月中旬夜越山森林公園の許可を得て、来年度のワークショップで使用する椿の実の採集をしました。
上を見上げながらひとつひとつ実を取る作業はとても疲れますが、昨年今年と開催しているフレーム作りやリース作りを楽しんでくれた子どもたちや、良い体験をしたと喜んでくれた方々の笑顔を思い出しながら、夢中で採集しました。
体験された多くの方が、「昔から身近にありすぎて、椿の殻や種ができるまでの成り立ちをちゃんと知らなかった」というお声もあったので、椿の花が落ちたあとを少しご紹介。
(1)丸い緑色の果実ができる
(2)果実は赤褐色へ変化
(3)熟すと実の下部がはじける
(4)椿の種子の出来上がり
(5)採集後は、まちなかオフィスの縁側で天日干し、種と殻に分ける作業を黙々と行う
※2か月後にようやくワークショップで使用できるものに
(6)種をひとつひとつ種わり機で割り、専用のしぼり機に入れしぼり出すときれいな黄金の椿油を取ることができる
(7)しぼりかすは驚くほど苦いので口にしないよう注意
しぼられた椿油は、ほんのりアーモンドの香りがしてパンにつけ香りを楽しんだり、ミツロウと混ぜることでリップバームとしても使用できます!
まちなかオフィスには、椿の殻で作ったフレームやリースの他、オブジェや椿キャンドル、試作中の椿の花を使った椿塩も展示しています。今後もワークショップ開催を予定していますので、平内町が誇れる大切な資源「椿」のいろんな活用方法に触れてみてください。町内会での催しやお仲間同士でのワークショップの開催依頼がありましたら、ご相談ください。
問合せ:まちなかオフィス
【電話】762-7420
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