■ロコモティブシンドロームとは? 骨粗しょう症との関係は?
◇「ロコモティブシンドローム(通称ロコモ)」
運動器が衰え、日常生活の「立つ」「歩く」などといった機能が低下している状態。
進行すると、日常生活にも影響が出てきます。
◇「骨粗しょう症」
骨がスカスカになってしまい、骨折しやすくなる病気。
高齢女性がなりやすいことは有名ですが、患者の4人に1人は男性ということもあって男性も油断はできません!
骨粗しょう症では転倒などちょっとした衝撃で骨折しやすく、ロコモに繋がります。
◆やってみよう!ロコチェック!
・片脚立ちで靴下がはけない
・家の中でつまずいたりすべったりする
・階段を上がるのに手すりが必要である
・家のやや重い仕事が困難である
・1Lの牛乳パック2個程度の買い物をして持ち帰るのが困難である
・15分くらい続けて歩くことができない
・横断歩道を青信号で渡り切れない
◆いつまでも自分の足で歩けるよう、ロコモを予防しましょう!
骨や筋肉のピークは20~30代といわれています。骨や筋肉は適度な運動で刺激を与え、適切な栄養を摂ることで維持しましょう!
◇短時間でできる運動
・片足立ち…左右1分間で1セット、1日3セット
転倒しないように必ずつかまるものがある場所で行う
床につかない程度に片足を上げる
・スクワット…5~6回で1セット、1日3セット
足を肩幅に広げて立ち、2~3秒かけてゆっくり膝を曲げ、ゆっくり元に戻る
スクワットができない場合イスに腰かけ、机に手をついて立ち座りの動作を繰り返す
◇骨や筋肉のために摂りたい食べ物
たんぱく質…肉・魚・豆腐・卵など
カルシウム…乳製品・大豆製品・小松菜・小魚など
ビタミンD…鮭・卵・まいたけ・きくらげなど
ビタミンK…納豆・キムチ・ほうれん草など
■健康で長生きするために、歯と口腔の健康を保ちましょう!
歯と口は全身の病気とつながっています。歯と口の健康を守ることは、全身の健康を守ることにもつながります。
◇歯科医療機関
・高谷歯科【電話】755-5612
・平内歯科クリニック【電話】755-4182
・平内ミナトヤ歯科医院【電話】755-5353
※事前に予約してください。
※当日は歯周疾患検診・後期高齢者歯科口腔健診のみ行います。同日の治療はできません。
■8月 集団検診・特定健診結果説明会のご案内
申込みをされた方には、2週間前に問診票を送付します。必要事項を記入し受診券と一緒に会場へお持ちください。
◇集団検診(特定健診、各種がん検診)
・集団検診を申込みされる方
申込方法:
1.電話…役場 健康増進課【電話】718-0019
2.web…携帯・スマートフォンの方 ※二次元コードは本紙をご参照ください。
◇特定健診結果説明会
☆マークの会場では、特定保健指導の対象となった方に対して事前に通知を発送します。
健診結果説明会では、保健師が一人ひとりに結果を詳しく説明します。また、食生活の改善などについて、管理栄養士からアドバイスを受けることができます。
ご自身の生活習慣改善のためにも、ぜひ健診結果説明会へ参加しましょう。
問合せ:役場 健康増進課 健康増進係
【電話】718-0019
■暑さに慣れない時期の熱中症に注意!
熱中症とは、暑い環境に体が適応できず体温の調整がうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態のことです。
熱中症といえば、「炎天下に長時間いた」、「真夏の暑いなか運動をしていた」といったケースを想像するかもしれません。
実は、梅雨の合間に突然気温が上がったなど、身体が暑さになれていない時期にかかりやすいこともあります。
◆熱中症の症状
◇軽度
・めまい
・立ちくらみ
・筋肉痛
◇中度
・頭痛
・吐き気
・体のだるさ
◇重度
・けいれん
・高体温
・まっすぐ歩けない
◆熱中症が疑われたら?
・涼しい場所に避難する。
・衣服をゆるめ、体を冷やす(足の付け根、首、わきの下)。
・水分・塩分の補給。
・意識がないときは、救急搬送。
気温が低い日でも湿度が高いと熱中症にかかりやすくなります
◆熱中症を予防するためには?
(1)こまめに水分補給をしよう!
暑い日には知らずしらずのうちに汗をかき、体内の水分が失われています。のどが渇く前からこまめに水分(スポーツ飲料、麦茶など)を補給しましょう。
※コーヒーや緑茶などのカフェインが多く含まれている飲み物は、尿を出しやすくするので注意!
(2)暑さを避けよう!
外出時:日陰を歩く、帽子や日傘を使う!
家の中:ブラインドやすだれで直射日光を遮る、扇風機やエアコンで室温・湿度を調整する!
(3)服装を工夫しよう!
理想は、外からの熱の吸収を抑え、体内の熱をスムーズに逃がす服装です!
素材:吸収性や通気性の高い綿や麻
デザイン:襟ぐりや袖口が開いたもの
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