■大漁を狙え! 山彦幼稚園の園児が“地引き網体験”
6月11日(火)、もうらだいすき海岸で山彦幼稚園(蝦名崇子園長)の園児と保護者約20人が「地引き網漁」を体験しました。
同イベントは、子どもたちが海での仕事を理解し、海からの恵みに感謝することを目的に茂浦漁業協同組合研究会(須藤昭一会長)が毎年実施しているものです。
園児たちは、海岸の清掃を行った後、約40m先に仕掛けた地引網を「よいしょ!よいしょ!」のかけ声とともに保護者や漁協の人たちと力を合わせて引き寄せました。引き上げた網には、タイやヒラメなどが約30kg入っており、園児たちは歓声をあげながら捕まえていました。
松原唯真くんは「網を引っ張るのがおもしろかった。お魚がいっぱいですごい!お刺身にして食べたいです」と話しました。
■園児がお馬とふれあい 平内中央保育園で“乗馬体験”
6月20日(木)、平内中央保育園(田中明子園長)の園庭で同園の恒例行事「乗馬体験」が行われ、青森乗馬倶楽部から、ポニーなど2頭の馬とインストラクターが来園しました。
この乗馬体験は、生き物と触れ合うことで園児の情緒を育てていきたいという同園の方針で行っているとのこと。馬との記念撮影後、ヘルメットをつけた園児41人が馬に1人ずつ乗馬し、インストラクターとともに園庭をゆっくりと一周しました。
大きな馬に少し緊張している園児もいましたが、馬の体をなでながら「乗せてくれてありがとう」と感謝の言葉をかける園児もいました。最後は、乗せてもらったお礼をかねて、それぞれ乗馬した馬に餌やり体験を行った後、園児全員で「またきてねー」と名残惜しそうに手を振ってお別れをしました。
■広葉樹の森をつくる「第14回 陸奥湾の海と山をつなぐ植樹祭」
6月16日(日)、内童子地区国有林「社会貢献の森」にて、陸奥湾のホタテを高温から守る植樹祭実行委員会(永井雄人実行委員長)主催で植樹祭が開催され、高校生や大学生を含め約150人が参加しました。
この活動は、猛暑でホタテガイが大量にへい死したことをきっかけに、陸奥湾に注ぐ川の上流に広葉樹を植樹することで、栄養分が豊富で冷涼な水が海に届くようにしようと2011年からスタートし、今年で14回目を迎えます。
この日は好天に恵まれ、参加者は汗を拭いながら、山の斜面にスコップや鍬で穴を掘った後、実行委員会が用意した150本の苗木を1本1本丁寧に植え付けました。
参加した小形峰雄さん(藤沢)は「今回で参加は2回ですが、とても良い活動だと思います。植樹によって平内町の山と海が綺麗になり、高水温で悩むホタテを少しでも救えたら幸いです」と話しました。
■永年にわたる功績をたたえて納税貯蓄組合長を表彰
6月28日(金)、町立山村開発センターにて「令和6年度永年勤続納税貯蓄組合長表彰式」が行われました。
納税貯蓄組合長として永年にわたり組合員の指導と納税成績の向上に努め、町財政に寄与し、この度退任された方々の功績に対し、山田副町長より感謝状が贈呈されました。また、今もなお活躍されている方々には、平内町納税貯蓄組合連合会の八戸久雄会長より表彰状が贈呈されました。
※詳しくは本紙をご覧ください。
■小湊小学校に「モルックセット」が寄贈されました!
日本モルック協会公認団体のteam APOC+plus(田中努代表)が小湊小学校にモルックセットを寄贈しました。
同チームは昨年、青森県内で初めて日本モルック協会の公認を受け、県内各地でモルック体験の企画や普及活動に取り組んでおり、チームメンバーには柳谷靖子さん(第2平中)を含め、3人の平内町在住者が所属しています。また、今年度からは小湊小学校に設立されたモルッククラブにおいて、4~6年生の児童17人に年10回の指導も行っています。
8月23(金)~25日(日)に北海道函館市で開催されるモルック世界大会にも出場することが決まっており、柳谷さんは「世界中のモルッカーと交流を深めつつ、良い成績を残せるよう頑張ります」と意気込みを話していました。
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