■低濃度PCB廃棄物の調査および期限内の処分をお願いします!
ポリ塩化ビフェニル(PCB)は、かつて事業用の電気機器の絶縁油などに使用されてきた化学物質です。しかし、人体に有害であることが分かり、既に製造が中止されたものの、今でもPCBを含んだ機器が発見されています。
低濃度PCBとは、濃度が0.5mg/kg超5,000mg/kg以下のPCBで汚染された絶縁油などを指します。低濃度PCBを含んだ電気機器には、製造後30年以上(一部例外あり)経過した変圧器や電力用コンデンサーなどの高圧受電機器の他に、X線発生装置、X線検査装置、電気溶接機、昇降機制御盤などに組み込まれている低圧コンデンサーがあります。
また、低濃度PCBが使用された古い低圧進相コンデンサー(モーターで稼働する設備や業務用冷凍・冷蔵庫などの電気機器の力率を改善する目的で設置される小型のコンデンサー)が配電盤や壁などに残されたままとなっている例も多数確認されています。
PCB廃棄物は、期限までに処分することが法律で義務付けられています。今一度、低濃度PCBが使用された電気機器がないか事業所内を確認し、発見された場合は、速やかに県への届出を行うとともに、期限内に処分するようお願いします。
◇PCB廃棄物の処分期限
※1 万が一、これらの機器を発見した場合は、速やかに県にご連絡ください。
※2 通電中の電気機器などに近づくと、感電のおそれがあり大変危険です。必ず専門の業者に依頼して確認してください。
※3 使用中のコンデンサーなどの絶縁油封じ切り機器をPCB濃度の測定のために穴を開けた場合、当該機器は使用不可能となります。
〔注意〕期限までに処分しなかった場合、法律により処罰されることがあります。
詳しくは『青森県HP PCB』で検索
問合せ:
青森県 環境エネルギー部 環境保全課【電話】734-9584
東青地域県民局環境管理部【電話】763-5292(直通)
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