■3月は「自殺対策強化月間」です! 息抜きで さらばストレス 心のケア
先進国の中でも日本は自殺死亡率が高く、中でも青森県の自殺死亡率は全国平均より高い状態が続いています。特に50~59歳の働き盛りの世代の自殺が最も多く、最近では20~30代の自殺も増えています。自殺する方の8割以上は、うつ病などの心の病にかかっていることが多いです。
うつ病にならないためには、ストレスをため込まず、自分にあった方法で発散することが大切です。
○自分にあったストレス対処法を見つけよう!
・リラックス法を確保する
・ものの見方、考え方を変える
・腹式呼吸やストレッチをする
・目の前のことに集中する
・基本的な生活習慣を整える
◆「こころの健康度自己評価」報告
令和6年度集団検診で、受診者1,180人のうち、534人(45.3%)の方がうつ傾向があると判定されました。
○うつ傾向にある方の年齢別割合
○うつ傾向がある方の悩みなど
うつ傾向があると判定された人534人中
・死について何度も考える…153人(28.7%)
・最近ひどく困ったことやつらいことがあった…117人(21.9%)
・自殺について考える…30人(5.6%)
○最近ひどく困ったことの内訳
自身の健康…36人
家族の健康…9人
家族関係…6人
自身の将来…5人
人間関係…4人
金銭…4人
介護…3人
仕事…3人
その他…10人
◆身近な方が「いつもと違うな」と感じたら
(1)変化に気づいたら、積極的に声をかけて話を聴いてみましょう。
(2)相手が相談してくれたら、しっかりと話しを聴き、必要であれば医療機関や専門機関などにつないであげましょう。
(3)適宜声をかけつつ、見守りましょう。
◆こころの健康相談
日時:3月13日(木)13:30~15:30
会場:東地方保健所(青森市第二問屋町4丁目11-6)
相談料:無料 予約制(定員2人)
予約先:東地方保健所
【電話】739-5421
※本人だけでなくご家族からの相談も受けています。
■調理実習を通して「食の大切さ」を親子で学ぶ 「親子クッキング教室」を開催しました
令和6年12月24日(火)、町勤労青少年ホームにおいて、町内の小学校1年~6年の児童と保護者を対象に、平内町食生活改善推進員会(本堂順子会長)主催の親子クッキング教室が開催されました。
町の管理栄養士による、朝食を食べることの大切さとバランスのよい食事の組み合わせ方の講話の後、食生活改善推進員が児童に包丁の使い方などを教えながら、オムレツやブロッコリーとエリンギのごま酢あえなどを一緒に作って試食をしました。
参加した児童からは「家でも作ってみようと思った」「包丁で切るのが難しかったけど、頑張って作って食べたらおいしかった」などの感想がありました。また、本堂会長は「この教室は料理をする楽しさや食べる喜びを親子で感じることをテーマに、毎年冬休みに実施している。小さい頃から食の体験を積み重ねることは、生活習慣病の予防にもつながるので、これからも継続して実施していきたい」と話していました。
■みんなで知ろう!女性の健康づくり 3月1日~8日は「女性の健康週間」
厚生労働省では、女性自身の健康に関する知識を向上させるとともに、女性を取り巻く健康課題に対する社会的関心を喚起させることなどを目的に、毎年3月1日~8日を「女性の健康週間」と定めています。
女性が生涯を通じて健康で、明るく充実した日々を自立して過ごすために、女性特有のがんである「子宮頸がん」・「乳がん」について、理解を深めてみませんか。
○乳がん
・30代後半から増加、40代以上の働く世代に多い
・飲酒や喫煙、閉経後の肥満、一親等の乳がん家族歴がある場合、発症リスクが高い
↓
・乳房の状態を知り、変化に気をつける(ブレストアウェアネス)
・変化に気づいたらすぐに医師に相談
・40歳から2年に1回、乳がん検診を受診
○子宮頸がん
・性行為によるHPV(ヒトパピローマウィルス)の感染が発症原因
・40代女性が発症のピーク、20~30代も増加傾向
↓
・子宮頸がんワクチンの接種で発症予防(小学6年生~高校1年生の女子)
・異変を感じたらすぐに婦人科へ
・20歳から2年に1回、子宮頸がん検診を受診
■入学・入園に向けて予防接種はお済みですか? 3月1日~7日は「子どもの予防接種週間」
感染症から大切なお子さんを守るために、母子健康手帳を今一度ご確認の上、受け忘れている予防接種はこの機会に済ませておきましょう。
現在の接種状況の確認がしたい、または予診票を紛失された方は、役場 健康増進課までお問い合わせください。
▽麻しん・風しん
〔1期〕1歳以上2歳未満のお子さんが対象です。1歳になったら早めに接種しましょう。
〔2期〕平成30年4月2日から平成31年4月1日に生まれたお子さんが対象です。
※接種期間は令和7年3月31日(月)まで
▽BCG(結核)
生後5か月から8か月までが標準的な接種期間です。お子さんが1歳になる前日までに接種しましょう。
〔注意〕対象年齢を過ぎてしまうと自己負担になります。
▽異なる種類のワクチンを接種する際の接種間隔
※同じ種類のワクチンを複数回接種する際は、ワクチンごとに決められた間隔を守る必要があります。
問合せ:役場 健康増進課 健康増進係
【電話】718-0019
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