情報ひろば(2)

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■県道84号名護本部線の早期事業完了について要請をしました
5月29日、平良町長、渡久地・大東山・伊並の各行政区長、および平良昭一県議会議員が、沖縄県の執行する県道84号名護本部線の早期事業完了を要請しました。
本事業は令和4年度までに完了する予定でしたが、事業の進捗が大幅に遅れている状況であることから、昨年度に引き続き要請を行ったものです。
意見交換の中で平良町長は「事業が着手されて10年以上が経過し、住民は大きないらだちを感じている。県全体の地域振興のためにも、より一層の早期完了に努めてほしい。」と話しました。
これに対し、前川土木建築部長からは「事業が遅れていることは承知している。いろいろな方法を使って予算確保に取り組みたい。」と答えました。

■はかり定期検査のお知らせ
スーパー・商店等で商品の計量に使用するはかりや、病院・学校等で健診等に使用するはかり等、「取引・証明に使用するはかり」は、その精度を担保するため、2年に1回の定期検査を受けることが義務づけられています。
下記の日程において沖縄県計量検定所が定期検査を実施しますので、計量器の有効期間をご確認いただき、対象となる場合は受検いただきますようお願いします。

日時：令和5年7月19日(水)　午前10時30分～午後3時(正午から午後1時を除く)
場所：本部町会館(本部町営市場2F)
※検査の詳しい内容については沖縄県計量検定所までお問合せください。

問合せ：
・沖縄県計量検定所
【電話】098-889-2775
・本部町役場企画商工観光課
【電話】0980-47-2700

■不承認事項
令和5年第2回本部町議会(臨時会)において提出しました議案第24号である職員の給与に関する条例の一部を改正する条例(令和5年本部町条例第11号)の専決処分は、同議会において不承認なりました。
そのため、地方自治法に基づき、同年第3回本部町議会(定例会)において提出しました報告第3号について、以下のとおり報告いたしました。

1.専決処分の経緯
地方自治体は、多様化・複雑化する行政需要に、迅速かつ的確に対応すること、さらに、経済活動が活発化することが見込まれ、町は、変化のスピードが速い時代に対応する必要がありました。
そのことを踏まえ、統括監の職を令和5年4月1日に設置する旨を、令和5年度施政方針の完成する直前に決定しました。
そのため、統括監職の設置並びに、行政組織を変更するためには、条例・規則等の一部改正が必要な事項をすべて確認し、さらに、統括監の派遣異動人事等に伴う、給与等を関係機関と調整する必要がありました。
したがって、専決処分のうち「特に緊急を要するため議会を招集する時間的余裕がない」と判断し、当該条例を令和5年4月1日付けで専決処分を行いました。

2.専決処分後の議会提案について
町長は専決処分について議会に報告し承認を求めなければならないことから、令和5年第2回本部町議会(臨時会)に承認を求める議案を提出しました。
しかし、専決処分のうち「特に緊急を要するため議会を招集する時間的余裕がない」にあたらないとして、不承認となりました。

3.専決処分の「不承認」に伴う措置について
条例の制定に関する専決処分について承認を求める議案が不承認されたときは、町長は速やかに専決処分の不承認に関する必要と認める措置を講じなければならないとされています。
「必要と認める措置」として、町民の皆様に本町ホームページ及び広報誌を通じて説明し報告させていただきます。

4.改善に向けた取組み等について
今回の専決処分の承認を求める議案が不承認とされた結果については、大変重く受け止めております。
今後は、条例等を改正する際には、議会において十分にご審議いただけるよう、時間的余裕をもち、事務執行に鋭意努力してまいる所存であります。

令和5年6月13日
本部町長　平良武康