介護保険制度は、介護や支援が必要な状態になったとき、安心してサービスを受けるための社会保険制度の一つです。
本市の介護保険事業の状況と健全に財政運営がされているかを把握していただくため、被保険者数や要介護認定者数の状況、決算の状況をお知らせします。
■被保険者数、要介護認定者数(令和4年度末)
介護保険の被保険者は65歳以上の人(第1号被保険者)と40歳から64歳の医療保険に加入している人(第2号被保険者)です。
被保険者のうち、第1号被保険者数は10,488人(対前年度比99.6%)、そのうち介護サービスを受ける際に必要となる要介護(要支援)認定を受けた人は1,941人(対前年度比100.8%)で認定率は18.5%(対前年度比0.2ポイント増)となっており、約5人に1人が要介護(要支援)認定を受けております。
■決算の状況
令和4年度の介護保険特別会計の決算は、歳入が41億7,748万円(対前年度比102.3%)、歳出が40億143万円(対前年度比101.8%)でした。歳入歳出の収支差引き1億7,604万円のうち、1億7,600万円を基金に積み立てし、残額を令和5年度へ繰り越しました。
▽歳入の主なもの
第1号及び第2号保険料:17億5,632万円(対前年度比99.5%)で歳入の約4割を占めており、介護保険事業の大切な財源となっております。
国及び県支出金:16億7,931万円(対前年度比100.1%)で歳入の約4割を占めています。
▽歳出の主なもの
保険給付費:35億8,571万円(対前年度比99.5%)で歳出の約9割を占めています。
問合せ:高齢介護課介護保険係
【電話】55-5862
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