平川のこの人

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広報ひらかわでは、様々な分野で活躍する平川市にゆかりのある人や団体を紹介します。

■今回は…
千葉優子(ゆうこ)さん(黒石市出身)
長尾真里(まり)さん(弘前市出身)
平川市新屋町にある造園業(有)大王農園に2022年春に入社。男性庭師が多い業界の中で、日々技術を学んでいる。体力を使うため毎日汗だくになりながらも、やりがいを感じて仕事に励んでいる。

Q.普段はどんなお仕事をしているのですか?
千葉・長尾：一般のお宅の庭造り、公園など公共空間の景観づくりや樹木の維持管理をしています。他にも春は雪囲いの撤去、夏は芝張り、秋は雪囲い、冬は薪割りや樹木の伐採など、庭師の仕事は広範囲にわたります。昨年の冬には猿賀公園の桜の枝の剪定を行いました。重機の資格を持っているので、作業工程の中でショベルカーを運転して土を掘り起こしたりもしています。

Q.造園業に興味をもったきっかけは?
千葉：以前から農業をやりたい気持ちがあり、コロナ渦で働いていた飲食店が閉店した際、ハローワークで造園業や庭師の説明を受け、やってみたいと思いました。
長尾：小学生のころから自然や緑が好きで、高校生の時に庭師という職業を知り、興味を持ちました。

Q.庭師になって大変だと思うことは?
千葉：暑さの中汗だくで作業するので日焼け止めを何度も塗りなおさなければならないこと。力仕事が多くて頑張りすぎて、気づいたら次の日に体が痛い時があること。
長尾：長い時間ずっと日陰の無い場所で作業するので、暑さが尋常ではないこと。(最近は特に)

Q.やりがいを感じるのはどんな時ですか?
千葉：「綺麗にしてくれてありがとう」と感謝の言葉をもらえたとき。自分が植えた木が生き生きとしているのを見たとき。
長尾：長い時間をかけて作業する仕事は大変なこともあるが、最終的に木を綺麗に整えることができて達成感を感じたとき。

Q.今後の目標を教えてください!
千葉：自分の技術を向上させることと、樹木や造園業に興味を持つ人が増えるよう日々の仕事をしていくこと。公共事業などでも、もっと景観を良くするためにお金を使うことができるようになれば良いと思います。
長尾：機械や剪定の技術などまだまだ親方に教わることが多いのですが、いずれは教わらなくとも仕事を任せてもらえるよう早く一人前になることです。