介護保険制度は、介護や支援が必要な状態になったとき、安心してサービスを受けるための社会保険制度の一つです。
本市の介護保険事業の状況と健全に財政運営がされているかを把握していただくため、被保険者数や要介護認定者数の状況、決算の状況をお知らせします。
■被保険者数、要介護認定者数(令和5年度末)
介護保険の被保険者は65歳以上の人(第1号被保険者)と40歳から64歳の医療保険に加入している人(第2号被保険者)です。
被保険者のうち、第1号被保険者数は10,489人(対前年度比100.1%)、そのうち介護サービスを受ける際に必要となる要介護(要支援)認定を受けた人は1,957人(対前年度比100.8%)で認定率は18.7%(対前年度比0.2ポイント増)となっており、約5人に1人が要介護(要支援)認定を受けています。
■決算の状況
令和5年度の介護保険特別会計の決算は、歳入が42億8,149万円(対前年度比102.5%)、歳出が41億6,344万円(対前年度比104.0%)でした。歳入歳出の収支差引き1億1,805万円のうち、1億1,800万円を基金に積み立てし、残額を令和6年度へ繰り越しました。
▽歳入の主なもの
第1号及び第2号保険料:17億9,238万円(対前年度比102.1%)で歳入の約4割を占めており、介護保険事業の大切な財源となっています。
国及び県支出金:16億9,685万円(対前年度比101.0%)で歳入の約4割を占めています。
▽歳出の主なもの
保険給付費:37億1,120万円(対前年度比103.5%)で歳出の約9割を占めています。
(1)第1号保険料…第1号被保険者(65歳以上)の保険料
(2)第2号保険料…第2号被保険者(40歳から64歳)の保険料
(3)国庫支出金…保険給付費、地域支援事業費のうち国の負担分
(4)県支出金…保険給付費、地域支援事業費のうち県の負担分
(5)市負担分…保険給付費、地域支援事業費、人件費等のうち市の負担分
(6)その他…前年度繰越金、介護予防居宅介護サービス計画費収入等
(1)総務費…人件費、事務費等、介護保険事業運営に係る経費
(2)保険給付費…デイサービスや施設サービス等の介護(予防)給付に必要な経費
(3)地域支援事業費…高齢者の地域で自立した生活を支援するために必要な経費
(4)その他…国、県等への負担金の返還、過年度保険料の還付金等
問合せ:高齢介護課介護保険係
【電話】55-5862(本庁舎2階11番窓口)
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