文字サイズ
自治体の皆さまへ

平川市男女共同参画情報誌「きあらひらかわ」NO.33

21/36

青森県平川市

■平川市男女共同参画情報誌「きあらひらかわ」とは
「きあら(chiara)」はイタリア語で「光り輝くもの」「よろこびをもたらすもの」を意味します。
輝く未来を見つめながら性別にかかわらず一人一人がお互いを認め、自分らしさを十分に生かせる平川市をめざしたいという願いを込めています。

市では、第4次男女共同参画プランにおいて「互いに認め、支えあう、だれもがきらめく平川市」を基本理念とし、性別にとらわれることなく、だれもがお互いを尊重しあい、いきいきと輝くことができる社会を目指しています。

■ご存知ですか?仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)憲章
「ワーク・ライフ・バランス憲章」は、平成19年に策定されました。
憲章では、ワーク・ライフ・バランスが実現した社会を「国民一人ひとりがやりがいや充実感を感じながら働き、仕事上の責任を果たすとともに、家庭や地域社会などにおいても、子育て期、中高年期といった人生の各段階に応じて多様な生き方が選択・実現できる社会」としています。

具体的には、
(1)就労による経済的自立が可能な社会
(2)健康で豊かな生活のための時間が確保できる社会
(3)多様な働き方・生き方が選択できる社会
を指し、市においても、ワーク・ライフ・バランス社会の実現に向けた取り組みを進めています。

■ワーク・ライフ・バランスオンラインセミナー
すっきりした気持ちで仕事に向かうために自宅や身の周りの環境を整える整理・収納・片付けのコツ
日時:2月29日(木)10時~11時30分
形式:Zoomによるオンラインセミナー
・当日は、会場(文化センター2階中研修室)でも聴講できます。
・開催後、1か月程度、YouTube配信を行います。
講師:お片づけ工房Kaeru 加藤ゆか氏
出演実績など…整理収納アドバイザー1級、整理収納アドバイザー2級認定講師ほか青森朝日放送「ハレのちあした」ハレのちLIFE(水曜日)などに出演県内各地でセミナー講師をつとめ、活躍中!
申込方法:電話・FAX・申込フォーム
※詳細・申込は市HPまたは市内公共施設に設置しているチラシをご覧ください。

■奥入瀬サミット派遣事業報告
▽奥入瀬サミットとは
女性リーダーの育成とネットワーク化を目指して平成24年から開催されています。
第一線で活躍している講師による講演・トークセッションなど、充実したプログラムにより、自分らしく人生を輝かせるためのヒントを探ります。
今年度は、9月23日から24日の2日間、十和田市奥入瀬森のホテルで開催された「奥入瀬サミット2023」に、市内在住の芳賀環子さんが参加しました。!

▽レポート/奥入瀬サミット2023に参加して 芳賀環子
今年のサミットのテーマは「Reframing(リフレーミング)-マイナスからプラスへ+」です。Reframing(リフレーミング)とは、ある枠組み(フレーム)で捉えられている物事を、枠組みを外して違う枠組みで見ることを指します。
このサミットでは、古い常識に捉われず、柔らかく自由な発想で、多様な考え方を分かち合い、自分らしく人生を輝かせるためのヒントを探りました。
2日間にわたるプログラムでは、著名人によるセミナー、参加者同士の交流会などが行われました。セミナーでは、コシノジュンコ氏、戸倉蓉子氏のおふたりのお話を聞きました。
コシノジュンコ氏は、84歳となった現在もファッションデザイナーとして活躍し、日本の美しさを表現し続けています。「人生は今が一番若いのだから、出会いは始まり。失敗はチャンス」「大事なことは『かきくけこ(感謝・希望・くよくよしない・健康・行動)』」「経験、知識(勉強)、好奇心をもって、その時々の状況判断ができること。それがセンス」という言葉は力強く、彼女の人生の一端に触れたようで、目が覚める思いでした。
戸倉蓉子氏は、看護師から一級建築士となった経歴をお持ちで、「Reframingは習慣化できる」「年齢関係なく行動し、やってくる障害物にいらっしゃいと言おう」「命をとられなければ全てはゲームと思えばいい」と語りました。看護師を辞めてインテリアの世界に飛び込み、35歳でイタリア留学を経験した彼女の言葉は重く、心に深く残りました。また、還暦を迎えてから挑戦したというポールダンスショーの映像を見せていただき、年齢関係なくチャレンジすることのモチベーションやパワーをもらいました。
おふたりともエネルギッシュで、レポートに書ききれないほど多くのことを語ってくださり、とても刺激的なセミナーだったと感じます。
また、交流会では、県内外から参加したさまざまな立場の方と語り合い、たくさんの「サミッ友」と濃密な時間を共有することができました。夢を語る皆さんの笑顔は輝いていて、私の心にしっかり刻まれました。
このサミットでは、かけがえのない貴重な時間を過ごすことができました。私自身の役目、仕事に対する姿勢を見つめ直し、考えるきっかけとなり、これからの自分の生き方に新たなヒントを与えてくれたと感じています。「私なんか」ではなく「役に立てるのでは」とポジティブに考えを変換できる、そんな自分になれそうな気がします。本当にありがとうございました。

問合せ:生涯学習課社会教育係
【電話】55-5784

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU