■復興支援に従事する職員を派遣しました
令和6年能登半島地震により被災した富山県射水市からの要請により、市職員が県内他自治体の職員と合同で現地に赴き、復興支援のための活動に従事しました。今回は派遣職員のレポートをお届けします。
派遣職員:財政部税務課固定資産税係 福井雄樹主査
派遣先:富山県射水市
派遣期間:1月24日(水)~1月30日(火)
▽活動内容
罹災証明書を発行するため、被災した家屋の被害状況を調査するものでした。時おり雪が降り積もる射水市は、震源地から距離があったため、家屋への損害は比較的軽微でしたが、内壁や天井など外見ではわからない部分に震災の爪痕が想像以上に残されており、緊張を強いられる業務となりました。また、富山県の建物は、ひとつの建物に複数の住戸が作られる長屋や瓦屋根など、青森県ではほとんど見られない構造であったため、家屋調査も苦労しました。
▽業務に携わって感じたこと
・近年、災害が頻発していますが、いつどこで発生するかはわからないため、今回の経験を今後に活かしていけるよう日頃からの準備が必要であると痛感しました。
・地元職員の方々をはじめ、他市から派遣された職員の方々と一丸となって業務に取り組むことができたと同時に、各々の繋がりを広げることができました。
・地元市民の中には、地震発生時の恐怖や今後の生活の不安等を語ってくる方々もいらっしゃいました。市民の方とも積極的にコミュニケーションを取り、寄り添いつつ業務を遂行することができました。
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