明けましておめでとうございます。
皆さまには、健やかに新年をお迎えのこととお喜び申し上げます。
昨年を振り返りますと、春先のりんご園地では花芽不足等が見られ、生産者にとって栽培管理の難しい一年であったことと思います。稲作につきましては、主要3銘柄の概算金が大幅に増額となり、今後における生産者の積極的な営農活動につながることを期待しております。本庁舎前に整備したふらっと広場は、ねぷた祭りや市民団体による催し物などに活用され、多くの人が往来する場所として新たなにぎわいが見られたところです。
このような中、市政においては、AIを活用した新たなデマンド交通「のらっさ」の運行を開始したほか、子育て支援策では、保育料の完全無料化や子どもを出産した際に第1子から10万円を支給する「にこにこBaby応援事業」を新たにスタートさせました。
本年は、尾上分庁舎の改修工事が佳境を迎えます。これまで市民参画によるワークショップを開催し検討を重ねてきた成果が、形として表れてくることを楽しみにしているところであり、この施設が新たなにぎわいを生み、全ての世代が気軽に利用できる場所となるよう、令和7年度中の開館を目指し事業を進めてまいります。
本市は、令和8年1月1日に市制施行20周年を迎えます。
記念すべき節目の年をさらなる市政発展の契機と捉え、これまでの歩みを止めることなく、市政運営に全力で邁進してまいりますので、皆様の一層のご理解とご協力をお願いいたします。
結びに、本年が穏やかで幸多い一年となりますよう、心から祈念申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。
令和7年1月
平川市長 長尾忠行
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