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村議会9月定例会(2)

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青森県田舎館村

■一般質問
《平川 重廣 議員》
○村の未来を担う人材育成の推進
問:(ア)ひとり親家庭などの児童生徒や家庭に対する支援体制はあるか。
答:(教育長)経済的な面で困窮している家庭に対する学用品、給食費などの費用の援助や、教育の支援、配慮を必要とする児童生徒、保護者に対する相談事業を行っている。

問:(イ)いじめや自殺の根絶に向け、どのような取組みをしているか。
答:(教育長)いじめについては、早期の把握、対応のためのアンケート調査や、いじめ防止の標語制作活動を行っている。
自殺については、家庭や学校生活の悩みを学校に相談、援助を求めやすい雰囲気づくりに努めているほか、道徳教科などで「いのちの大切さ」についての理解を促している。

問:(ウ)近年のいじめの件数は。
答:(教育課長)令和4年度は、小学校で17件、中学校で11件。内容は冷やかしやからかいだが、発見した場合は、早期に解決している。

問:(エ)少人数によるきめ細やかな学習指導を行うための少人数学習編成を実施する考えはあるか。
答:(教育長)今のところ少人数学習編成を実施する考えはない。

問:(オ)第80回国民スポーツ大会に向け、若手指導者の育成とジュニア選手の発掘・育成についてどのように考えているか。
答:(教育長)第80回国民スポーツ大会を目標とした具体的な取組みは行っていないが、様々なスポーツ競技大会で村の選手が活躍できるよう、村スポーツ協会やスポーツ少年団を支援していくことで、指導者の研修・育成、ジュニア選手の発掘・育成に寄与できるものと考えている。

問:(カ)現在、スポーツ協会は活動しているか。
答:(教育課長)現在、スポーツ協会に加盟している団体は17団体で、約200人が活動している。

○医療・福祉・社会保障の充実
問:(ア)医師の地域偏在、診療科偏在に対応した医師の確保対策を行う考えはあるか。
答:(村長)村は津軽地域医療圏に含まれ、医師の数は全国平均に達し、十分に確保されていると考えているため、医師の確保対策を行う考えはない。

問:(イ)がん検診の受診率向上のためにどのような取組みや指導を行っているのか。
答:(村長)地区の保健協力員に各種健(検)診の申込書や書類配布をお願いし、地域ぐるみで受診の勧奨を行っているほか、早朝や夜間、日曜健(検)診など、会社に勤めている人でも受診しやすい体制を整備している。
また、健(検)診後に精密検査などが必要な方に対し、その結果を通知しながら、早期発見・早期治療の指導を行っている。

問:(ウ)これまで各地区の公民館などで行っていた健(検)診を、現在は一本化して中央公民館で行っているが、交通手段がない高齢者にとっては厳しいものと考える。健(検)診会場を中央公民館に一本化した理由は。
答:(厚生課長)新型コロナウイルス感染防止のため、各地区での健(検)診会場への密集を避けるほか、各地区の健(検)診会場などでは、健診車のスペースを確保するのが難しいといった観点から会場を中央公民館に一本化した。
また、会場に来るのが難しい高齢者に対しては、バスなどで送迎するといった対応をしている。

問:(エ)村民の健康意識や生活習慣の改善の取組みをどのように指導していくのか。
答:(村長)健康診断の受診や健康ポイント事業を行い、村民の健康意識を高めている。また、生活習慣病予防に関する講座の実施など様々な機会を通じて指導や助言を行っている。

問:(オ)ヤングケアラーの早期発見と適正な支援体制の構築はどのように行っているか。
答:(教育長)児童生徒がヤングケアラーに関する悩み事も含めて、気軽に相談できるような環境を充実させていくほか、教員側から積極的に声をかけていき、児童生徒の様子を注意深く見守る体制をとり、早期発見に努めている。
また、児童生徒がヤングケアラーと疑われるケースがあった場合、県のスクールカウンセラーやソーシャルワーカーの活用、厚生課とのケース会議を行うなど、連携して対応していく。

○県共同募金の所在不明問題
問:(ア)事案発覚の報告はあったのか。
答:(村長)6月22日、社会福祉協議会会長と事務局長から報告があった。

問:(イ)村民の善意を踏みにじる行為について、どのように考えるか。
答:(村長)このようなことはあってはならない事案であり、事案の解決と再発防止策を早期にとりまとめ、厳正に対処してほしいと考える。

《平田 隆人 議員》
○信号機の設置
問:(ア)畑中地区内の県道弘前田舎館黒石線と村道畑中諏訪堂線の交差点は信号機が無く、事故も多く非常に危険な場所であるが、信号機の要望をしているのか。しているのであればその時期は。
答:(村長)平成27年11月に、畑中地区と大曲地区の会長から要望を受け、同年12月に黒石警察署長へ信号機設置の要望書を提出している。

問:(イ)その後の経過はどうなっているか。
答:(村長)平成27年12月16日に、黒石警察署と中南地域県民局、畑中・大曲地区会、村交通安全協会・交通安全母の会などの代表者が現地に集まり、交差点の現状や対応について意見交換を行ったが、財政的に早期の設置は困難との説明があり、村で注意看板を設置しながら、交通安全の注意喚起を行うこととした。

問:(ウ)再度要望する考えはあるか。
答:(村長)早期の要望を検討していきたい。

《鈴木 孝一 議員》
○水稲の刈取りに伴う乾燥利用料
問:(ア)カントリーエレベーターの利用料の値上げに伴い、利用料に対する助成を考えているか。
答:(村長)カントリーエレベーター利用料に対する助成は考えていない。

問:(イ)農業協同組合と連携して利用料を助成する考えはあるか。
答:(村長)現時点で助成については考えていないが、農業協同組合と協力し、カントリーエレベーターの利用状況などを把握し、利用料値上げについて追及していきたいと考える。

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