第3回議会定例会が9月3日~12日に開かれました。5日には平川重廣議員、鈴木孝一議員、田澤隆議員、浅原尚子議員が一般質問を行いましたので、主な内容を要約してお知らせします。
■可決された主な案件
○予算関係
・令和6年度一般会計補正予算
・令和6度介護保険特別会計補正予算
・令和6年度農業集落排水事業会計補正予算
・令和6年度下水道事業会計補正予算
・令和6年度水道事業会計補正予算
・令和5年度一般会計歳入歳出決算認定
・令和5年度国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定
・令和5年度後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定
・令和5年度介護保険特別会計歳入歳出決算認定
・令和5年度農業集落排水事業会計決算及び剰余金処分計算書認定
・令和5年度下水道事業会計決算及び剰余金処分計算書認定
・令和5年度水道事業会計決算及び剰余金処分計算書認定
○条例関係
・国民健康保険条例の一部を改正する条例
○その他
・青森県後期高齢者医療広域連合規約の変更
・人権擁護委員の推薦
・固定資産評価審査委員会委員の選任
■一般質問
《平川 重廣 議員》
○今年度の田んぼアート
問:(ア)毎年、多くの観光客が訪れる田んぼアートだが、全体的に図柄が見えづらい異例の状態となってしまった。その要因について調査したか。
答:(村長)詳細な調査はしていないが、種もみの発芽不良と、育苗中の生育不良により、稲の生育にずれが生じたことが原因と考えている。
問:(イ)第1田んぼアートの見頃宣言ができない結果となった理由は。
答:(村長)稲の生育にずれが生じ、十分にそろわなかったことで、見頃宣言ができなかった。
問:(ウ)8月20日時点での入館者数は。また、今後見込まれる入館者数は。
答:(村長)8月20日時点での入館者数は、2万9044人で、昨年度の5万2771人の55%となっている。今後見込まれる入館者数は、3万8000人程度になると思われる。
問:(エ)入館料を無料とする考えはあるか。
答:(村長)その年の稲の生育で、作品を創作する過程を鑑賞するための入館料であるため、作品の良し悪しで料金を変更する考えはない。
○医療・福祉・社会保障の充実
問:(ア)「青森県がん対策推進計画」に基づき、村民のがんの早期発見、早期治療に向け、村ではどのような体制をとっているか。
答:(村長)村が行っている「がん検診受診率向上対策」として、保健協力員が書類を配布し、村民に対し受診の勧奨をしたり、早朝や夜間、日曜日に集団健診を行ったりするなど、会社に勤めていても受診しやすい体制を整備している。
また、集団健診における「がん検診料金」を無償化したことで、すべてのがん検診で、県内でも上位の受診率となっており、がんの早期発見や早期治療に結びついていると考えている。
問:(イ)村民の健康意識の向上、生活習慣の改善についてどのように取り組んでいくか。
答:(村長)健康意識の向上については、保健協力員がごみステーションに健康標語を貼り付けるほか、食生活改善推進員が各種料理教室を開催するなど、健康意識の向上を図るための事業を実施している。
生活習慣の改善については、保健師や栄養士が訪問し、生活習慣についての保健指導や健康教室を行っている。
問:(ウ)「ひきこもり」や「社会的孤立」などの深刻化する社会問題に対する取組みや支援の整備促進に向けた考えはあるか。
答:(村長)社会的な参加を回避し、人と関わらない形で家庭内にとどまり続けている当事者や、その家族の求めがなくては、ひきこもり支援に繋がりにくいと考えている。今後、そういった相談があった場合は、関係機関と連携しながら、継続性のある対応に努めていきたい。
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