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村議会6月定例会(1)

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青森県田舎館村

第2回議会定例会が6月3日~7日に開かれました。5日には平川重廣議員、田澤隆議員、鈴木和久議員が一般質問を行いましたので、主な内容を要約してお知らせします。

■可決された主な案件
○予算関係
・令和6年度一般会計補正予算
・令和6年度国民健康保険特別会計補正予算
・令和6年度介護保険特別会計補正予算
・令和6年度水道事業会計補正予算

○条例関係
・課設置条例の一部を改正する条例
・行政手続きにおける特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用に関する条例の一部を改正する条例
・議会議員の議員報酬、期末手当及び旅費に関する条例の一部を改正する条例
・特別職の職員の給料等に関する条例の一部を改正する条例
・職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例
・家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例
・特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例
・児童福祉審議会条例を廃止する条例

○その他
・防災無線設備更新工事請負契約の締結
・青森県市町村総合事務組合の共同処理する事務の変更並びに青森県市町村総合事務組合規約の変更
・教育委員会委員の任命
・農業委員会委員の任命
・繰越明許費繰越計算書
・建設改良費繰越計算書
・(株)アイナックの経営状況
・専決処分した事項の報告と承認

■一般質問
《平川 重廣 議員》
○小・中学校におけるモンスターペアレント
問:(ア)現在、全国的に学校の教員に対して過剰な苦情や不当な要求を直接ぶつけたり、学校長や教育委員会にクレームを持ち込み、間接的に教員に圧力をかける保護者、いわゆる「モンスターペアレント」が増えているが、村内の小中学校では今までにそのような事例はあったか。
答:(教育長)学校に対して理不尽な要求を繰り返す保護者がいるという事例はない。

問:(イ)今後、過剰な苦情や不当な要求が学校に寄せられた場合の対応はどのように考えているか。
答:(教育長)学校では対応しきれない理不尽な要求を繰り返す保護者が現れた場合、教育委員会から弁護士への相談や、県教育委員会などの関係機関と連携し、早期解決に向けて厳正に対処していく。

《田澤 隆 議員》
○文化会館・中央公民館・村民体育館に設置されている自動販売機
問:(ア)文化会館、中央公民館、村民体育館に設置されている自動販売機の販売価格が、一般的な自動販売機に比べ割高だと思われる。
現在、文化会館、中央公民館、村民体育館に設置されている自動販売機の台数は何台か。また、どこの事業者がどのような条件で契約されているのか。
答:(村長)文化会館に3台、中央公民館に2台、村民体育館に2台設置されていて、村外の4つの事業所に設置許可を出している。
設置条件としては、「田舎館村行政財産の使用料徴収条例」に基づき、使用料を徴収することなどを条件としている。

問:(イ)事業者の選定方法、設置期間、設置使用料などはいくらか。
答:(総務課長)中央公民館、村民体育館の自動販売機の設置については公募して事業者を決定し、設置期間は1年間で契約をしている。設置使用料については、文化会館は年間17,833円、中央公民館と村民体育館は年間30,822円となっていて、それぞれの自動販売機に電気の子メーターを設置し、毎月の電気使用料金も年間の使用料金とともに事業者に請求している。

問:(ウ)村では子ども・子育て支援の一環として、自動販売機の価格設定を低くする考えはあるか。
答:(村長)自動販売機を設置している場所は避難施設でもあり、売上げの低下などが理由で事業者が自動販売機を撤去することがないように、自動販売機の確保を目的として、販売価格に関する条件をつける考えはない。

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