第4回議会定例会が12月9日~13日に開かれました。11日には平川重廣議員、中山勝晴議員、田澤隆議員、品川正人議員が一般質問を行いましたので、主な内容を要約してお知らせします。
■可決された主な案件
○予算関係
・令和6年度一般会計補正予算
・令和6年度国民健康保険特別会計補正予算
・令和6年度後期高齢者医療特別会計補正予算
・令和6年度介護保険特別会計補正予算
○条例関係
・行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用に関する条例の一部を改正する条例
・公衆トイレ設置条例の制定
・水道事業給水条例の一部を改正する条例
○その他
・財産の取得
・青森県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び青森県市町村総合事務組合規約の変更
・副村長の選任
・監査委員の選任
■一般質問
《平川 重廣 議員》
○村長の基本姿勢
問:(ア)村長が掲げた基本姿勢において「目指すべき村の将来像や方向性を村民の皆様と共有し、持続可能な社会を目指して今ある課題解決のために全力で取り組みます」とあるが、目指すべき将来像とは何か。
答:(村長)村が抱える様々な問題点を解決し、子どもから高齢者まで「住み良いと思える村」を目指すべき村の姿として様々な政策に取り組んでいきたい。
問:(イ)基本姿勢の「持続可能な社会」とはどのような社会なのか。
答:(村長)基本姿勢で掲げた、村民の皆様が住み続けたいと実感してもらえる村が継続できることを目指して取り組んでいきたい。
問:(ウ)基本姿勢の「今ある課題」とは具体的には何か。
答:(村長)公約に掲げたものが今ある課題であるが、具体的には、村の観光に関すること、村民の健康に関することに取り組んでいきたい。
《中山 勝晴 議員》
○温泉施設の利用時間
問:(ア)村内の温泉施設の利用時間が午前6時~午後9時となっているが、無料券利用者は午前8時30分~午後3時となっていて、利用時間が分かれている理由は。
答:(村長)一般利用者の多くは、夕方以降に集中するため、混雑回避のために利用時間を分けている。
問:(イ)利用時間を統一する考えはあるか。
答:(村長)無料券利用者の対象は65歳以上の高齢者のため、一般利用者が日中働いて入浴できない時間帯にゆっくりと入浴してもらいたいため、入浴時間を変更する考えはない。
○地区会の活性化
問:地区会が主催するコミュニティ活動事業に対する補助金について、現在の上限額が6万円であるが、上限額を引き上げる考えはあるか。
答:(教育長)今年度申請があった地区の事業報告から、現在の上限額であっても地区住民の親睦と活性化に結び付いていると認識しているため、補助金額の上限額を引き上げる考えはない。
○村の子育て支援
問:現在村では、出産応援金、子育て応援金、出産祝金など各種子育て支援に関する給付金があるが、給付額の拡充は考えているか。
答:(村長)出産・子育て応援給付金については、すべての妊婦、子育て世帯が安心して出産・子育てができる環境を整備するために、国が創設したものであるため、拡充は考えていない。
第3子以降の出産祝金については、村が創設したものであり、今後、子育て支援を考えていくにあたり、どのような支援が良いかを検討していきたい。
○大型区画整備事業
問:(ア)昨今、農家の離農が増えており、大規模農家などがその受け皿となって規模を拡大している。その中でも堂野前地区の大型区画化を早期に推進する考えはあるか。
答:(村長)整備を行う区域がほぼ確定し、令和6年8月に県に対して要望した。今後、すべての地権者からの同意が得られたら整備事業として採択される予定である。
問:(イ)その他の地区で大型区画化を希望している地区はあるか。
答:(村長)個別の問い合わせはあるが、地区や地域がまとまって希望をしているところはない。
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