村議会12月定例会(2)

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■一般質問
《田澤　隆 議員》
○各施設における照明のLED化
問：(ア)2027年末にすべての一般照明用蛍光ランプの製造・輸出入が禁止されることとなり、今後、LED化が一気に進み、世界的なLED照明の資材不足や工事の遅延が予想されると言われているが、小・中学校などの村内各施設のLED照明と蛍光ランプの設置状況は。
答：(村長)村内各施設の中で、すべてLED照明にしている施設は7ヶ所、一部、蛍光ランプの不具合を直す際に、その部分だけをLED照明にした施設は3ヶ所ある。
また、管理を委託している施設においても部分的にLED照明にした施設があると聞いているが、どの程度かは把握していない。

問：(イ)各地区の集会所の照明は蛍光ランプが主流だが、LED化に伴う何かしらの支援等を考えているか。
答：(村長)現在、LED化に対する国の助成もないため、村が行っている半額補助か、その他の方法が良いのかを今後検討していく。

○田んぼアート関連収支報告
問：(ア)「広報いなかだて」11月号P.5において掲載された「令和5年度田んぼアート関連収支報告」の「一般会計観光費等」中の維持経費として約5,000万円が計上されていたが、大きな割合を占める経費の内容とその金額は。
答：(村長)金額の大きい経費として、むらおこし推進協議会への委託料が1,445万6千円、会計年度任用職員の給与が1,345万8千円、警備業務委託料が1,084万8千円となっている。

問：(イ)「むらおこし推進協議会」中の受託金として約1,400万円とあるが、その内容は。
答：(村長)田植え体験ツアー、稲刈り体験ツアー、全国田んぼアートサミットの開催費用、農家への委託料や除草剤等の田んぼアートの管理費などとなっている。

問：(ウ)今年度の総入館者数と入館料収入は。
答：(村長)総入館者数は78,561人で、入館料収入は2,084万4,400円となっている。

《品川　正人　議員》
○水道メーターの地上化の推進
問：村では水道メーターについて、冬期間は前3ヶ月の平均使用水量などを考慮した認定水量で請求しているが、近年積雪寒冷地の自治体によっては水道メーターの地上化に移行している傾向にあり、村では水道メーターの地上化を推進する考えはあるか。
答え：(村長)水道メーターの地上化には多数のメリットがあるが、対応する水道メーターを導入する場合、事業費が大幅に増額することが見込まれているため、今のところ水道メーターの地上化は考えていない。

○防犯カメラの設置
問：(ア)昨今、全国各地で都市部、農村部を問わず、特殊詐欺事件、独り暮らしの高齢者等を対象とした強盗殺人事件などが発生している。住民の生命・財産を守り、安心・安全で暮らせることが行政の大きな役割であるが、村で設置している防犯カメラの設置数を問う。
答：(村長)村では、村内5施設に対し、合計で17台の防犯カメラを設置しているほか、黒石地区防犯協会が設置費用を負担して、2施設に6台設置、指定管理者が設置した防犯カメラなどがある。

問：(イ)防犯カメラの設置の必要があると思われ、把握している箇所は何箇所か。また、順次設置していく計画はあるか。
答：(村長)現在、犯罪の抑止を目的とした、防犯カメラが必要な場所の把握や、設置計画は考えていないが、不特定多数の人が集まり、犯罪発生の恐れがあり、個人のプライバシーが保護されるような場所には設置を検討していく。

■村議会臨時会
第2回臨時会が11月29日に開かれ、次の案件が可決されました。

《可決された主な案件》
○予算関係
・令和6年度一般会計補正予算
・令和6年度国民健康保険特別会計補正予算
・令和6年度後期高齢者医療特別会計補正予算
・令和6年度介護保険特別会計補正予算
・令和6年度下水道事業会計補正予算
・令和6年度水道事業会計補正予算

○条例関係
・議会議員の議員報酬、期末手当及び旅費に関する条例の一部を改正する条例
・特別職の職員の給料等に関する条例の一部を改正する条例
・職員の給与に関する条例の一部を改正する条例

○その他
・専決処分した事項の報告と承認