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健康ナビ(2)

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大分県由布市

■地域包括ケアだよりvol.12~みんなでつなぐまちづくり~
認知症サポーターをご存じですか~地域の支えあい活動~
中部保健所由布保健部 渡部 あい

認知症サポーターとは、認知症の人を応援する人たちのことを指します。認知症サポーターは何か特別なことをする人たちではありません。認知症について正しく理解し、偏見をもたず、認知症の人やその家族の応援者として、自分のできる範囲で活動しています。自分自身の問題と認識し、友人や家族に学んだ知識を伝えること、認知症の人やその家族の気持ちを理解しようと努めることなども、サポーターの活動の1つです。
近所に気になる人がいるときにさりげなく見守る、認知症のご家族をお持ちの方のお話を聞くなど、意識せずに日ごろすでに実践している方も多いかもしれません。
認知症サポーターは、市町村が実施する認知症サポーター養成講座を受講することで、誰でもなることができます。年齢に関係なく、小・中・高校の児童や生徒たちもサポーターになることができます。また、認知症サポーター養成講座を受講された方に対して、以前は認知症サポーターの証としてオレンジリングを配布していましたが、令和3年度からはサポーターカードを配布しています。
地域包括ケアと聞くと、「なんだかよく分からない」、「自分には関係ない」などと思われがちですが、地域での認知症サポーターの活動といった住民同士の支え合いの活動が地域包括ケアシステムの中の重要な役割となります。温かい思いが地域に浸透し、認知症になっても安心できて暮らしやすいまち、住民同士が支え合うことができるまちをみんなでめざしましょう。友人やご家族を誘って、あなたも認知症サポーターとして活動しませんか。

問合せ:由布地域包括ケア推進協議会事務局
(高齢者支援課内)
【電話】097-529-7349

■こころの健康だより~自殺対策強化月間~
毎年3月は、自殺対策強化月間です。
日本では、平成10年以降自殺者数が3万人を超える状況が続いていましたが、平成22年以降減少傾向にありました。しかし、コロナ禍の今増加傾向にあると言われています。
もし、あなたや、あなたの周りの方が、悩みや不安を抱えて困っている時には、相談できる場所があります。
お気軽にご相談ください。

○大分いのちの電話
【電話】097-536-4343
毎日24時間対応

○こころの電話
【電話】097-542-0878
午前9時~正午、午後1時~午後4時
(土日・祝日を除く)

○大分県こころの相談(チャット)
LINE ID:@913kaiae
【HP】https://lin.ee/hlGx7c2
厚生労働省のホームページでも、電話やSNSの相談先を紹介していますので、ご確認ください。
※詳細は本紙18ページをご覧ください

問合せ:健康増進課
【電話】097-582-1120

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