9月24日～30日は結核予防週間

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■結核は、過去の病気ではありません
東京都では、新たな結核患者数は減少傾向にあるものの、現在でも、年に約1400人が結核を発症し、治療を受けています。高齢者の割合が特に高い一方で、20・30代の患者も全国に比べて多いため、若い世代も注意が必要です。

◇結核とは
患者のせき・くしゃみに含まれる結核菌を吸い込むことで感染する病気です。感染した方の体力が低下したときに、結核菌が体内で活動すると発症します。初期症状はせき・たん、発熱等で、かぜに似ています。特に高齢者は、症状がはっきりと現れにくく、食欲低下や体重減少が起こることもあります。

◇治療方法
結核治療薬を6か月以上内服することが必要です。発病しても「たん」に結核菌がいなければ、通院治療が可能ですが、進行し、「たん」に結核菌が含まれるようになると、入院治療が必要です。

◇早期発見が重要
結核は、胸部エックス線検査で発病の有無を調べることができます。年に1回、胸部エックス線検査を受けましょう。せき等の症状が続くときには、早めに医療機関を受診しましょう。

相談・問合せ：保健予防課感染症予防係
【電話】内線430