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【特集】お知らせします!青森市の財政状況

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青森県青森市

■令和4年度決算を見てみよう!
今年もこの季節がやってきました!
本市の令和4年度の決算がまとまりました!
皆さんの大切な税金をもとに運営される市政。
どのくらいの収入があり、どのような目的に使われたのか。
決算の概要と財政状況をお知らせします!

▽一般会計
歳入合計:1,384億4,918万円
対前年度3.9%減

歳出合計:1,330億6,193万円
対前年度4.3%減

歳入歳出差引額から翌年度繰越財源2億2,720万円を除いた
実質収支額:51億6,005万円

実質収支額は過去最大の黒字になりました!

▽企業会計

※収支不足額は、それぞれ消費税及び地方消費税資本的収支調整額などの内部留保資金などで補てんしました。

▽特別会計

▽また、一般会計の歳出を青森市の人口で割ると…
市民一人当たりに使われたお金を表すことができます!

市民1人当たりに使われたお金:49万4,479円
※令和5年4月1日時点の人口269,095人で計算。
※端数処理の関係で各項目の計は「市民1人当たりに使われたお金」と一致しません。

・高齢者や障がい者、子どもの福祉など
民生費:22万4,073円

・公園、道路、河川の整備など
土木費:5万2,660円

・戸籍証明書発行などの窓口業務、選挙など
総務費:3万4,657円

・学校教育や社会教育など
教育費:4万6,228円

・保健、医療、コロナ感染防止対策、ごみ、し尿処理など
衛生費:3万8,825円

・商工業の振興、コロナ経済対策など
商工費:1万9,931円

・市債(市の借入金)の返済
公債費:5万2,063円

・消防、救急、農林水産業の振興、議会、雇用対策など
その他:2万6,042円

■財政指標を読み解く
令和4年度決算を基に、「地方公共団体の財政の健全化に関する法律」の規定による財政指標を算定しました。
これを見ると、財政の健全度をチェックできます。下の表をご覧ください!
前年度に続き、いずれの指標も国の基準を下回りました。また、前年度よりもさらに改善しています。
しかし!病院事業会計と自動車運送事業会計では資金不足が発生しており、経営改善に向けた取組を強化していく必要があります。

■青森市財政プラン令和5年度ローリング版
市では、持続可能な財政運営のための指針として、令和元年10月に、「青森市財政プラン(2019~2023)」を策定し、毎年度、ローリング(見直し)を行っています。

▽市債残高の推移
目標:市債発行額の抑制による市債残高の縮減
借金(市債)は少しずつ減らし、更に102億円の縮減を目指します。

▽財政調整のための基金残高の推移
目標:令和8年度末における財源調整のための基金残高60億円確保
貯金(基金)は少しずつ増やし、目標の60億円まであと2億円です。

■青森市の財政運営 まとめ
実質公債費比率(借入金の返済額が収入に占める割合)がピークである平成29年度の15.2%から3.1ポイント減少するとともに、将来負担比率(将来負担する負債額が収入に占める割合)が同時期の104.3%から26.7ポイント減少するなど、青森市の財政は着実に健全化しています。
しかし、昨今の物価高騰の影響は、市民生活はもちろんのこと、市の財政運営にも及んでいます。都市間競争力の基盤となる持続可能な財政運営を行うために、社会の変化に応じて、不断の事業見直しを進めていきます。

財政の更なる健全化に向け、我々は日々業務を遂行します!

問合せ:財政課
(【電話】017-734-5187)

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