ご覧ください!子どもの権利相談センター活動報告書

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市では、いじめ、体罰など、子どもの権利侵害に関する相談を受け、その救済と権利の回復を図るための機関として、「子どもの権利相談センター」を設置しています。
このたび、令和4年度の活動を報告書にまとめました。
報告書は市役所各庁舎、各支所・市民センターなどでご覧いただけるほか、市ホームページにも掲載していますので、ぜひご覧ください。

■子どもの権利相談センター
▽窓口
駅前庁舎3階
子育て支援課内

▽電話
【電話】0120-370-642(フリーダイヤル)

▽FAX
【FAX】017-763-5678

▽受付時間
原則、月～金曜日(祝日除く。)
10：00～18：00

▽手紙
〒030-0801
新町一丁目3-7
子どもの権利相談センター宛

▽Eメール
【メール】ao-kodomokenri@city.aomori.aomori.jp

■事例1
相談者(本人)
高校生
心身の悩み

▽本人
教室にいるとき、ひとりで過ごすことが苦しい。“学校に行こう”と思うと涙が出てくる。

▽子どもの権利相談センターから
これまでも母親と調査相談専門員との電話相談を続けていましたが、本人が面談を希望し、調査相談専門員と面談を行いました。面談では、同級生の酷い発言を受けてから、常に“悪口を言われているのではないか”と感じてしまうことや、教室内で孤立してしまうことに大きな不安を感じていることが語られました。また、「登校できなかった日は、両親に対して申し訳ない気持ちでいっぱいになる。」と涙を堪えて話してくれました。
面談では、学校のこと以外にも本人が興味を持っていることなど、様々な話題について話をしました。ペットとの時間が気分転換になっていることや、お気に入りのお菓子を食べている時にホッとできることも教えてくれました。面談に母親も同席したことで、本人の思いが調査相談専門員を通して母親にも伝わりました。同級生の発言については、母親から既に学校に相談し、学校が対応中であることも分かりました。
その後も母親と調査相談専門員との電話相談が続きましたが、「学校のことは先生に任せるという気持ちで娘をお願いしたいと思います。家庭では、一緒に休日を思う存分楽しむことにしました。」と、週末に家族でスキーに行くという連絡を最後に相談を終えました。

問合せ：子育て支援課
【電話】017-734-5320