熱中症を疑ったときには、放置すれば死に直結する緊急事態であることを認識しましょう。重症の場合は救急車を呼ぶことはもとより、現場ですぐに体を冷やし始めることが必要です。
熱中症患者のおよそ半数は65歳以上の高齢者です。高齢者は、暑さや水分不足に対する感覚機能が低下しており、暑さに対する体の調整機能も低下しています。また、子どもは体温の調節能力がまだ十分に発達していないので気を配る必要があります。
◆熱中症の症状
めまい、立ちくらみ、生あくび、大量の発汗、筋肉痛、こむら返り
症状が進むと…頭痛、嘔吐、倦怠感、判断力低下、集中力低下、虚脱感
◆熱中症が疑われる人を見かけたら
涼しい場所へ避難し、衣服を緩め、体(首の周り、脇の下、足の付け根など)を冷やす。水分・塩分、経口補水液を補給する。
自力で水が飲めない、応答がおかしいときは、すぐに救急車を呼びましょう。
問合せ:健康づくり推進課
【電話】017-718-2942
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