■住宅用火災警報器ってナニ?
◇火災を早期に発見する守護神
火災が起きて発生する煙や熱を感知して、大きな電子音で火災を教えてくれる防災機器です。外にいても聞こえるくらい非常に大きな音が鳴り、誰よりも早く火事を教えてくれる守護神で、火災による逃げ遅れを防いでくれます。
◇全ての住宅に設置が義務
青森消防本部管内では新築住宅は平成18年から、既存住宅は平成20年から設置が義務化され、10年以上が経過しました。これまで管内において多くの奏功事例があります。
◇取付けしたらひと安心?
決して取付けて終わりではありません。電池式のものは、一般的に10年で交換が必要とされ、義務化から10年以上経過しているため設置済みのお宅も交換時期が迫っています。普段から点検が大切です。
■付けててよかった事例の紹介
◇事例1
夕食の天ぷらを揚げるため、鍋に火をかけ調理中に来客があり、玄関先で話し込んでいたところ、台所から警報器の音が聞こえ、台所に向かうと鍋から火が立ち上がっていて自宅に置いていた消火器で消火した。
◇事例2
寝室の電化製品のスイッチを入れたまま寝ていたところ、警報器の音で目が覚めると、煙が充満していた。電化製品のコンセントの付近から煙が出ていたため、コンセントを抜き119番通報した。
■設置場所はどこ?
◇Question?教えて住宅用火災警報器
Q:お手入れは必要?
A:住宅用火災警報器にホコリが付いていると煙や熱を感知しにくくなります。汚れが目立ったら乾いた布で拭き取りましょう。
Q:どこで買えるの?
A:ホームセンターや家電量販店で購入できます。ひとつが鳴ると家中の全ての警報音が鳴る無線連動型も流通しています。
Q:値段は?
A:通常型は1個3,000円程度、無線連動型は10,000円程度で購入できます。
台所に設置義務はありませんが、あると安心!
■住宅用火災警報器の点検方法は?
(1)ボタンを押す!or紐を引く!
ボタンを押すか紐を引くタイプ
(2)音が鳴る! OK!
『正常です』の場合もあり
(3)音が鳴らない NG!
故障・電池切れ要交換
・近所に迷惑をかけてしまうことを恐れて点検をしたことのないかたが多いです。警報音は1度音が鳴り、その後は鳴り止む仕組みとなっていますので安心して点検してください。月に1度の点検が目安!
※詳しくは本紙またはPDF版をご覧ください。
問合せ:消防本部予防課
【電話】017‒775‒0853
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