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自治体の皆さまへ

健康だより

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青森県風間浦村

◆正しい大腸がん検診の受け方
〜対象者は40歳以上の無症状の方有症状(ポリープ等)がある方は対象外〜
1.大腸がんについて
大腸がんは、罹患する人(かかる人)が増加しており、わが国のがんによる死亡原因の多くを占めています。早期の大腸がんは自覚症状がないことが多いですが、血便、腹痛、便の性状や回数が変化したなどの症状がある場合には検診を受診せず、すぐに医療機関を受診する必要があります。

2.科学的根拠に基づく大腸がん検診
1)大腸がん検診の方法
大腸がんの死亡率を減少させることが科学的に認められ、大腸がん検診として推奨できる検診方法は「便潜血検査」です。2日分の便を採取し、便に混じった血液を検出する検査です。がんやポリープなどの大腸疾患があると大腸内で出血することがあり、その血液を検出する検査です(通常は微量で、目には見えません)。
2)大腸がん検診の対象
40歳以上を対象に1年に1回の受診が推奨されています。
ポリープ等があり、病院で経過観察中の方は、検診の対象外です。
(ポリープがあると便潜血検査において血液が検出される可能性が高いです)
3)大腸がん検診の精密検査
便潜血検査では2日分の便を採取しますが、どちらか一方だけが陽性で一方が陰性という結果であっても、精密検査が必要です。検診で「異常あり」という結果を受け取った場合は、便潜血検査の再検査は行わず、必ず大腸内視鏡カメラによる検査を受けてください。

▽大腸がん検診要精検者数について
(※令和5年度は6月受診者分)

▽大腸がん検診要精検率について(※令和5年度は6月受診者分)

大腸がんは早期に発見して治療すればほぼ治癒が可能です。しかし、大腸がんの死亡者数は食生活の欧米化もあり、年々増加しています。近年、女性では死亡原因のトップとなっています。
科学的に有効である便潜血検査を無症状のうちに受診した人では、早期の大腸がんが発見される可能性が高く、その段階で治療すれば、ほぼ治癒が可能です。

何か気になること、相談したいことがあれば、遠慮なく村民生活課までご連絡ください!

問合せ:風間浦村 村民生活課 保健衛生グループ
【電話】0175-35-3111

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