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自治体の皆さまへ

庁舎建設通信 Vol.6(1)

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青森県風間浦村

◆役場庁舎・消防庁舎建設に向けて
▽役場庁舎・消防庁舎建設に関する住民説明会を開催しました
新たに建設する役場庁舎と消防庁舎に関する住民説明会を、8月3日から8日に村内各地区で開催しました。
今年3月に終えた基本設計を踏まえ、庁舎等の配置計画、各庁舎の平面図、概算事業費、財源内訳、建設に関する今後のスケジュール、及び今後10年間の村の財政運営計画を説明させていただきました。
参加された村民の皆様からの主な意見や質問等は次のとおりです。

・問
建設場所の選定について。計画地が一断面での計画であれば、学校のグラウンドや野球場に建てたらいいのではないか。
・答
多目的グラウンドを活用する場合は、起債目的が変わるため、多目的グラウンドを整備するために借り入れした起債残高を全額一括返済する必要がある。また、建設場所については、各団体の代表者で組織する検討委員会に諮問し、古野地区高台を選定いただいた。その後の具体的な場所は庁内で協議・選定し、令和4年3月に開催した住民説明会で説明し、議会の特別委員会でも意見集約していただいて決定した場所なので、これまでの経緯も踏まえて変更することは考えていない。

・問
計画している建設用地に村長の土地があるが、倫理的に問題があると思う。
・答
村長の土地は全体の約十%であり、寄附は公職選挙法に抵触するためできない。全体事業費を抑えるため、用地を有効に活用するためには必要であると判断した。

・問
駐車スペースが多いと思う。非常時はグラウンドや野球場を使用すれば、役場近辺に多くの駐車場は必要ないと思う。
・答
冬場の駐車場確保、現在、野球場の駐車場は不足している状況であるためその解消、有事の際の一時避難場所に活用することを計画している。

・問
周辺民家への防風対策について。
・答
お盆明けに近隣住民を対象にした説明会を開催予定であり、意見等を伺いたいと思っている。

・意
ウォーキングコースの設置やスポーツ公園との連携、また、桜の植樹など環境整備にも取り組んでほしい。

・問
近隣民家の裏に道路を計画しているが一般車両も通行するのか。
・答
現段階では緊急車両のみの通行を考えている。

・問
冬期間の道路対策について。
・答
国道からの村道は冬期間、圧雪、アイスバーン現象が発生、車の交通量も増えるので、様々な工法があるなかで、工事費や維持管理費等含めて検討している。

・問
鉄骨造を選択した理由について。
・答
鉄筋コンクリート造、木造、鉄骨造で建設した場合のそれぞれの事業費を比較検討して、一番安価な鉄骨造を選択した。

・問
防災拠点としての整備で、非常用電源は確保しているか。
・答
役場庁舎、消防庁舎ともに整備予定である。

・問
出生から死亡届まで1ヶ所で手続きを済ませる体制づくりについて。
・答
現在は役場本庁舎とげんきかんで手続きを要するために村民に不便をかけている。新庁舎においては手続を要する課を1階に集約し、ワンストップで済むように計画している。

・意
現在の村民生活課が新庁舎へ移動されたあとも、医療、福祉、介護をしっかり連携とれるように絆を深めてほしい。

・問
メンテナンスは建設業者がどこまで対応するか。
・答
メンテナンス業者に委託することを想定している。

・問
事業費が増える可能性は。
・答
基本的には基本設計の金額を最大値として考えているが、予想以上の人件費及び資材・燃料費等の高騰があった場合は増加する可能性もある。

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